孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雑誌・噂の真相と岡留安則さん

かつて、噂の真相という雑誌があった。芸能人のスキャンダルから、政財界、皇室、様々なタブーに切り込むスタンスを貫いた。まさに、反権力と呼ぶに相応しいだろう。リアルタイムで、この雑誌を楽しむことが、出来なかったのは、とても残念である。編集長の…

紀州のドンファン野崎幸助・何故和歌山県警を称賛するのか?

和歌山県田辺市で、2018年、「紀州のドンファン」と呼ばれた野崎幸助さんに、多量の覚醒剤を飲ませたとして、28日元妻の須藤早貴容疑者を殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕した。今日のワイドショーでは、この話で持ち切りである。コロナ渦で大変な世の中…

「弱者男性論」に対する、文春オンラインの記事

今日の文春オンラインの記事を読んで怒りを感じた。この執筆者は、何も分かっていない。そもそも、弱者男性たちが、ネット上で、攻撃的な言説を主張しているわけではない。ネット上で、弱者男性の振りをして、他人を不愉快な思いにさせるような発言をしてい…

謎多き、みどり荘事件

1981年6月27日大分の「みどり荘」で女子短大生が、強姦されたうえに殺害された。犯人として逮捕されたのは、隣室に住む輿掛良一さんであった。その当時、輿掛良一さんは、隣室で女性と同棲していた。しかし、事件当日、喧嘩をして、相手の女性は、部屋を出っ…

ぼくにはこれしかなかった・街の本屋

「ぼくにはこれしかなかった」早坂大輔著、木楽舎とうい本が出版された。著者の早坂大輔さんは、会社員をしていたが、40歳を過ぎて、生き方を問い直し、本屋を開くことを決意する。盛岡市紺屋町で、「BOOK NERD」という一風変わった店名である。NE…

飯塚事件・再審棄却

1992年福岡県飯塚市で、小学1年の女児2人が殺害された、「飯塚事件」の再審請求審で、最高裁第一法廷は、特別抗告を棄却した。被告人であった久間三千年死刑囚は、すでに死刑を執行されていて、妻が、再審請求を引き継いでいた。「飯塚事件」については、ウ…

少年法改正に断固反対

来年4月の改正民放施行で成年となる18歳、19歳に関して、原則として20歳以上と同様の刑事手続きを取る対象犯罪を拡大し、罰則化を図る少年法案が、20日に衆議院本会議で可決した。改正案は、18歳、19歳を「特定少年」と位置づける。そして、起訴され、刑事裁…

昭和の劇・笠原和夫

「昭和の劇 映画脚本家 笠原和夫」太田出版が、復刻される。「仁義なき戦い」、「博奕打ち 総長賭博」など東映やくざ映画のシナリオライターとして名を馳せた、笠原和夫の作品論に迫った名著である。「仁義なき戦い」の脚本を書く上で、緻密な取材を重ね、完…

命を賭した矢野伊吉と財田川事件

財田川事件は、戦後を代表する免田事件、松山事件、島田事件の1つである。1950年2月28日に、香川県三豊郡で、闇米ブローカーが、殺害され、金品を奪われた。犯人とされたのは、谷口繁義さんである。谷口繁義さんは、その当時不良少年で、前科もあったために…

映画・鬼火・原田芳雄

俳優の原田芳雄が、亡くなって10年目になる。氏が、主演した映画の中で、あまり注目されていないが、隠れた名作がある。それは、1997年公開の「鬼火」である。監督は、望月六郎、原作は、山口組の顧問弁護士だった山之内幸夫。刑務所から出所した男が、惚れ…

伊是名夏子氏は本当の社会的弱者か?

伊是名夏子氏のJR東日本の無人駅での乗車拒否が、ネット上で話題になっている。事の経緯など知りたくないが、根本的な視点が、欠けているように思えてならない。氏は、一般的な障害を抱えた人たちとは、異なる環境で生きているということ。コラムニストと…

釣書と親の婚活

「釣書の書き方」とうい文字を見て瞠目してしまった。よく見れば、親どうしの婚活を主宰する、結婚相談所の広告であった。今時「釣書」とは、時代錯誤も甚だしい。釣書とは、結婚の時に交わす履歴書のようなものである。家柄や縁戚関係を自慢して一体何が、…

セクハラ認定の警視が、署長に

またしてもや、滋賀県警である。滋賀県警の人事異動で警察庁出向時に同僚だっ女性の公務災害認定で「セクハラ」をしたと判断された男性が、彦根署長に就任した。10日の県警の定例会見で、人事異動の是非について報道陣から質問があり、滝沢依子本部長は、適…

秋田県警はレジャーランドか?

秋田県警は、女性署員にセクハラ行為をしたとして4人の警察官を処分した。県北部の警察署に勤務する40代の男性巡査は、去年12月から今年1月にかけて同じ警察署に勤務する女性署員の髪の毛を触ったり、体のサイズを聞いたりしていたとして、所属長訓戒。また…

痴漢冤罪に無罪判決

電車内で、女性の胸を触ったなどとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われていた、会社員の40代の男性に対して、東京地裁は13日無罪の判決を下した。村山智英裁判官は、警察の犯行再現の不確かさを指摘したうえで、女性被害者が、被害にあったこと自体は…

秋吉久美子の魅力

「秋吉久美子 調書」筑摩書房を読む。この本は、映画評論家の樋口尚文氏が、女優秋吉久美子へのインタビューを収録したものである。プッツン女優のイメージが、強いが、本書を読めば、それが、いかに間違ったものであるかを再認識させられる。とにかく、この…

天才・木谷明元裁判官

刑事裁判官たちを描いた「イチケイのカラス」が、フジテレビで放送し始めた。原作の漫画のモデルは、元東京高裁部総括判事の木谷明氏である。現職中には、30件の無罪判決を下し、一件も検察から上訴されていないという実績を持つ。有罪率99、9%という我が国…

セックスワーク論

「マルクス主義、フェミニズム、セックスワーク論」森田成也著とうい本が、出版された。著者は、正当派のマルクス研究者である。読む前から予想できる内容で、新たな知見を与えてくれないと思う。性産業従事者が、搾取されている、あるいは、偏見にされされ…

周防正行監督の挑戦

「shall weダンス?」「シコふんじゃった。」で有名な周防正行監督が、新たな分野で活躍されている。「それでもボクはやっていない」という痴漢冤罪をテーマにした映画を撮って以来、刑事司法に関心を持たれた。最近では、大崎事件を支援されている。…

「町中華でやろうぜ」と玉袋筋太郎

月曜日の11時にBSーTBSで放送されている、「町中華でやろうぜ」とういう番組が、マイブームである。吉田類の「酒場放浪記」の後に、この番組とういうラインナップとういうのは、意図的なものであろう。玉袋筋太郎、高田秋、坂ノ上茜といった面々が、町中華を…

角川春樹・我が闘争

私は、角川春樹が、好きだ。この人に対しては、毀誉褒貶あるが、一貫した所があり、ぶれない。「我が闘争」ハルキ文庫は、そんな角川春樹の魅力を感じさてくれる1冊である。1993年8月28日に麻薬及び向精神薬取締法違反で、千葉県警に逮捕されてから、2004年4…

Ⅴシネマ・アニキの時代

「アニキの時代」谷岡雅樹著を読む。著者はⅤシネマ草創期から、ビデオ屋とし関わり、評論も書く、そのⅤシネマへの思いは、半端なものではない。これほどⅤシネを熱く語る者がいるだろうか。Ⅴシネマは、東映のプログラムピクチャーが衰退し、劇場を主体とせず…

結婚難民

「結婚難民」佐藤留美著を読む。少し古い本ながら、参考になる部分もある。全体的にロスジェネ世代の「モテない男」達にエールを送っているところが、好感を持つ。ロスジェネ世代は、就職においても不利益を被り、私生活も充実していないというのが、著者の…

映画ポチの告白

際どい映画ながら、良く出来た作品である。反社会的で、遊び心も忘れない、今時にない完成度の高い作品である。真面目な警察官が、堕落していく姿が非常にリアルに描かれている。警察組織とういうタブーに挑戦したその精神は、素晴らしい。やらせの拳銃捜査…

日本の包茎・澁谷知美著

「日本の包茎」澁谷知美著という本が、大変話題になっている。週刊文春の「文春図書館」そして、今日の毎日新聞の書評でも取り上げられ、大絶賛されている。等々ここまで来たかという感じで、あきれ果てて、物が言えないぐらいである。この著者は、ジェンダ…

警察官の性犯罪

福岡県警の40歳の男性警察官が、酒を飲んで酩酊状態だった知人の女性に性的暴行を加えたとして、書類送検された。準強制性交等の疑いで書類送検されたのは、小倉北署に勤める40歳の男性巡査部長である。先週から、警察不祥事が相次いでいる。破廉恥な行いを…

柳家花緑さんの発達障害

柳家花緑さんは、発達障害の一つのディスレクシアであるそうだ。ディスレクシアとはは、あまり聞き慣れない病名である。知能には、問題がないけれど、読み、書きの能力が著しく支障を来たすとされている。柳家花緑さんは、漢字やローマ字などをうまく認識で…

兵庫県警捜査情報漏洩の闇

同級生だった男性に捜査事件の捜査情報を漏洩したとして、地方公務員法違反容疑で兵庫県警に書類送検された元警部について、神戸地検は、31日不起訴とした。容疑は、課長として担当していた詐欺事件巡り、昨年8月から10月の間に高校の同級生だった男性にⅬI…