孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

スクールカーストを気にする女子高生

先日、朝日新聞の投書欄「声」で、スクールカーストについて意見を書いた女子高生がいた。文章を書く練習として、朝日新聞の投書を実践している学校が多い。そのためか、形式ばったもの、社説を真似たものばかりで、独創性がない。しかし、この女子高生の投…

西成・「泥棒市」で向精神薬が売買されている記事について

文春オンラインが、西成区の路上で、睡眠薬のハルシオンや精神安定剤のデパスが、路上で売買されていると報道した。このネタ元は、「西成で生きるこの街14人の素顔」花田庚彦著、彩図社である。記事によると、精神科に通院している生活保護受給者が、医者で…

高校生がビラをまき警察に逮捕される

昨年の7月に、公道上で、ビラ配布していた都立高校生が、近くの目黒区立第9中学校の副校長に暴行したとして、110番通報されて、公務執行妨害の疑いで警視庁碑文谷署に私人逮捕された。高校生は、都立小山台高校の水泳のあり方を問い、自治組織の設立を呼びか…

マスクをつけて持久走、小学5年男児死亡

大阪府高槻市の小学校で、今年2月、体育の授業で、5年生の男子児童が、持久走をした後、死亡していたことが分かった。教諭は、「マスクを外してもいい」と伝えてたが、「感染など心配な人は、着けても良い」とも指導していた。児童は、走る前にマスクを着け…

長渕剛的なものについて

長渕剛のファンが多い。確かに、カリスマ的な存在で、絶えず、自分のイメージを刷新していく有様は、まるで求道者である。80年代の一連のやくざ者のテレビドラマで、長渕剛は、新境地を開き、世間に圧倒的な存在感を見せつけた。「とんぼ」「しゃぼん玉」に…

深田恭子が、適応障害に、雅子皇后と同じ症状か?

深田恭子が、「適応障害」のため。芸能活動を一時停止することを27日、所属事務所の「ホリプロ」が、発表した。我々の同世代の女優さんであるが、高校時代も大学時代も、彼女のような容姿を持った女の子をお目にかかたことはない。個人的には、あまり好きの…

図書館の貸し出し履歴が警察に提供される

今日の朝日新聞に、公立図書館が、警察などの捜査機関に利用者の情報を提供していた問題について論じている。事の発端は、2017年、苫小牧市立中央図書館が、苫小牧署の求めに応じて、利用者1人の図書館貸し出し履歴と予約情報を提供していたことだ。この事件…

性風俗サバイバル

「性風俗サバイバル」坂爪真吾著、ちくま新書が、売れているらしい。著者の坂爪真吾氏の主張には、全く同意しかねる。氏は、これまで、性についての本を数多く書いてきた。そのどれもが、恋愛弱者の性の在り方について、言及したものである。最近は、性風俗…

ボンクラ映画魂・三角マークの男優たち

「ボンクラ映画魂 三角マークの男優たち」杉作J太郎、洋泉社を読む。とにかく、マニアックで、中身の濃い本である。東映やくざ映画の悪役から始まって、時代激の斬られ役まで、カタログ的に紹介したものである。著者の杉作J太郎氏の、東映やくざ映画の思い…

1981年生まれの星野源にちょっと違和感

私は、星野源が嫌いだ。女優と結婚し、芸能界で、マルチな才能を発揮している嫉妬からではない。私と星野源が共通するのは、1981年生まれという点のみである。星野源は、今を時めく大スター。一方、私は、惨めなひきこもり。比べるだけで、石礫を投げられる…

精神障害者が語る恋愛とセックス

「障害者が語る恋愛と結婚とセックス」陰山正子、横山恵子編、明石書店を読む。過激的なタイトルにもかからず、内容は、常識的なもので、物足りない。そもそもこの本に登場して発言している、障害当事者は、症状が軽い。世の中には、もっと、困難を抱えてた…

若者のテレビ離れとナンシー関について

NHK放送文化研究所が、20日に発表した国民生活時間調査で、テレビ離れが、加速していることが分かった。確かに、若者が、テレビを見なくなったと言われて久しい。ネットを初め、各種媒体が、進歩したこと。テレビの内容が、くだらないなどの原因が挙げられる…

今更ながら映画「聖の青春」について

テレビで録画していた、映画「聖の青春」を見る。原作に忠実なのは、許せるが、いくらなんでも、村山聖と羽生善治の姿、格好を2人の役者に真似させるのは、いかがなものかと思う。松山ケンイチは、それなり熱演していたが、何か物足りなさを感じた。東出昌大…

上野千鶴子という戦犯

今日は、徹子の部屋に上野千鶴子が、出演した。数秒で、チャンネルを変えた。「在宅ひとり死のすすめ」とういう本が、売れているらしい。在宅医療の問題は、深刻であるが、この人に語る資格などない。著名人で、お金もあり、至れり尽くせりのケアを受けて、…

映画「すばらしき世界」の原作「身分帳」

西川美和監督の最新作「すばらしき世界」の原作は、佐木隆三の「身分帳」という小説である。長年、法廷で繰り広げられる人間ドラマを描いてきた著者の最高傑作とも言える作品である。佐木隆三は、ただの裁判傍聴マニアたちと、一線を画するのは、被告人を温…

非認知能力は必要なのか?

「非認知能力」が、一種のブームになっている。知能検査では、測定できない能力で、「自己肯定感、自尊心、協調性、創造性」などが挙げられる。「非認知能力」の差が、将来の年収や社会的地位に影響するらしい。ノーベル賞を受賞したジェームス・j・ヘック…

「フラワーデモ」が、裁判に干渉する

準強姦罪に問われていた、福岡市の会社役員、椎屋安彦被告の上告審で、最高裁第一法廷は、12日付で、被告の上告を棄却する決定を出した。1審、福岡地裁久留米支部の無罪判決を破棄し、求刑通り懲役4年を言い渡した2審、福岡高裁判決が、確定する。「フラワー…

障害者のリアルとは何か

「わたしの身体はままならない」河出書房新社を読む。本書は、2019年に東京藝術大学が、全国八大学と提携し、障害のある当事者、社会的マイノリティの支援に取り組む組織や専門家を登壇者に招き、行われた際のそれぞれの発言を収録したものである。伊藤亜紗…

ケーキの切れないのは非行少年だけなのか?

「ケーキの切れない非行少年」が、昨年ベストセラーになった。その著者の宮口幸治氏が、「どうしても頑張れない人たち」を出版した。どうも宮口氏の主張には、同意できない面があるように思えてならない。医療少年院の、法務技官を務めた経験を基に、知的障…

年収500万円以上の星野源似が普通の男?

独身研究家の荒川和久氏によると、婚活で、女性が、男に求める条件として、年収が500万円以上で、星野源に似た人が中心的であるそうだ。この話を聞いて、いまどきの女の計算高さに呆れ果ててしまった。この「星野源」ぐらいの容姿とういうのは、非常に腑に落…

「狼をさがして」公開を妨害した右翼

1974年から1975年の連続企業爆破事件に関与した「東アジア半日武装戦線」のメンバーを追った映画「狼をさがして」を上映していた横浜の映画館が、「半日的な内容だ」などと街宣活動を受け、公開中止になった。この映画のメガホンを撮ったのは、韓国人のキム…

精神病棟の二十年・松本昭夫

「精神病棟の20年」松本昭夫著、新潮文庫を読む。著者は、統合失調症患者である。最近は、統合失調症患者が、自らの体験を語ることが当たり前になってきている。「べてるの家」や、ハウス加賀谷の「統合失調症がやってきた」などが、その最たる例だろう。精…

「小説8050」・林真理子

林真理子の最新作「小説8050」が、好評らしい。しかし、全く読む気にならない。社会的に問題になっている、ひきこもりの高齢化「8050」に便乗し、タイトルもそのままというのは、センスが悪すぎる。どうも林真理子とういう作家が、個人的に好きになれない。…

茨城一家殺傷事件・メディアの報道に異議あり

茨城県境町の住宅で2019年9月、夫婦が殺害され、子供2人が重軽傷を負った事件で、茨城県警は、7日、無職の岡庭由征容疑者を消防法違反の罪などで起訴、殺人容疑で逮捕した。この事件をめぐって、許すべからず事が、起きている。先ずは、容疑者が、過去に犯し…

竜二・映画に賭けた33歳の生涯

「竜二・映画に賭けた33歳の生涯」生江有二著を読む。昭和58年に「竜二」という映画が、公開されて、今もなお、カルト的な人気を博している。本書は、映画公開後、亡くなった金子正次の生き様に迫った秀逸なノンフィクションである。「竜二」は、日本映画を…

犠牲わが息子・脳死の11日

久々に「犠牲 わが息子脳死の11日」柳田邦男を読む。心を病んでいた息子が、25歳で自殺を図り、脳死状態になる。亡くなるまでの日々と、生前の息子への思いを託した内容となっている。同じように、家族を自殺で亡くした人や、心の病気である子供を持つ親御さ…

ドキュメント精神鑑定

刑事裁判において、被告人の罪責を問うことができるかを確かめる精神鑑定。よく耳にするが、謎のベールに包まれている。その謎を解きほぐしてくれるのは、「ドキュメント 精神鑑定」林幸司著、洋泉社新書yである。実際に数多くの事件の精神鑑定を引き受けて…

HSPのうさん臭さ

HSPとういう言葉が、非常にブームになっている。エレイン・n・アーロン博士が、提唱し、日本では、明橋大二氏が訳された。非常に感受性が強く敏感な気質を持っているという意味らしい。この明橋大二氏は、子育ての本について数多くの著書を書かれている。特…

成毛眞さん・書評サイトHОNZ

成毛眞さんは、書評サイト「HОNZ」を運営されている。賛否両論があるだろうが、今の時代に相応しいことをされていると思う。若者の活字離れが、甚だしい。また、ネットやスマホなど様々なツールが進歩して、読書するなど、時代遅れの行為と見做されががちで…

紀州のドンファン・マスコミは、警察の犬か?

須藤早貴容疑者が、逮捕されて一週間も経っていないのに、報道が、過熱しすぎている。これほど、単純で分かりやすい事件はない。それにも関わらず、あたかも、立件することが、難しい事件のように、歪曲する。何故ならば、警察が、十分な立証をを重ねて、捜…