孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

埼玉ふじみ野市立てこもり事件 「寝たきりの親にパラサイト」という見方は高齢のひきこもりへの差別と偏見を助長する

1月27日埼玉県ふじみ野市の自宅で、前日に死亡した92歳の母親の担当医だった鈴木純一さんを人質に立てこもり、散弾銃で殺害した事件で、66歳の無職の渡辺広容疑者が逮捕された。1月26日に、渡辺容疑者の母親が死亡し、翌日の27日に鈴木純一医師が、スタッフ…

伊藤詩織さん 何故中村格警察庁長官を訴えないのか?

伊藤詩織さんが、性的暴行を受けたとして、TBS記者の山口敬之氏に対して、役1100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は、25日に1審の東京地裁の判決に続き、「性行為に同意はなかった」と認定し、1審とほぼ同額の約3323万円の賠償を命じ…

角川春樹 敗れざる者 麻薬取締法違反で逮捕され服役するも、再び起き上がってくる精神力は学ぶべき所多し

映画界の風雲児と呼ばれた、角川春樹の半生を描いた、「最後の角川春樹」という本が、出版されて、一部の人は、絶賛している。著者は、「映画の奈落」を書いた伊藤彰彦氏だけに、その筆力は確かである。全盛期には、「人間の照明」のスタッフを殴った松田優…

「障害があります」「計算ができません」自治会の集まりで無理やり書かされ、翌日男性が自殺

大阪市平野区の市営住宅で、2019年11月に知的障害と精神障害のある男性が自殺し、その原因は、自治会役員の言動にあるとして、両親の男性が、自治会と当時の役員2人に慰謝料など2500万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。自殺の前日に、「障害者…

「実技指導」という名目で性的暴行 「名古屋の風俗王」の店は山口組弘道会の資金源

愛媛県松山市の風俗店に面接に来た女性に、性的暴行を与えたとして、従業員の男が、愛知県警に逮捕された。強制性交等の疑いで逮捕されたのは、住所不定の中川順也容疑者51歳。愛媛県の事件なのに、愛知県警が動くのは、疑問を持つだろうが。この店は、「名…

めざましテレビ 「かわいいおじさん」恋愛対象外の男をおもちゃにして喜ぶ 根底にあるのは 男性蔑視

26日放送の「めざましテレビ」で特集した、「おじさんブーム」にネット上で、苦言が相次いでいる。この日の特集コーナーでは、「かわいいおじさんブーム到来」として、お笑いコンビ錦鯉のブレイクにより、若い女性の間で、おじさんが人気になっていると紹介…

泉谷しげるさん 紅白歌合戦を途中で帰るなど過激さの裏にある やさしさと繊細さ

今年の年末、何一つ面白い番組がなかった。しかし、唯一、心が、ほっこりした番組があった。「今夜も生でさだまさし」の元旦特集に、泉谷しげるさんが、ゲストで出演したことだ。さだまさしと泉谷しげるさんのやりとりが、非常に面白く、流石、長年にわたっ…

管直人「維新はヒットラー」は適格な表現 謝罪する必要なし 松井一郎過去の「出張ごくろうさん」のほうが絶対許されない

管直人氏の発言が物議をかもしている。橋下徹、松井一郎が、文句をつけて、24日に吉村洋文知事が、立憲民進党に謝罪要をした。管直人氏のツイートは次のようなものである、「橋下氏をはじめ弁舌は、極めて歯切れがよく、直接話を聞くと非常に魅力的、しかし…

大分県警 野党支援施設隠し撮り事件 違法捜査は常態化

2016年6月大分県警別府署の警察官が、衆議院選挙後の6日に、当時の民進党の候補の支援組織が入居する、別府市内の施設の建物敷地内に無断で、監視カメラを設置していた。隠しカメラが設置されたのは、衆議院選挙公示4日前の6月18日の夜、別府地区平和運動セ…

二階俊博元幹事長のお膝下和歌山で 伝説のカリスマ市長であった旅田卓宗さん 刑務所に入り喫茶店で人生相談

ウルトラ保守王国である和歌山に、かつてカリスマ的な政治家が存在した。その名前は、旅田卓宗という。自らの愛人が経営する旅館に便宜を図り、収賄と背任で逮捕され、実刑判決を受けて、加古川刑務所に服役する、出所後は、「カラオケ喫茶」で人生相談をす…

 聖路加国際病院 果てして牧師の難病の女性に対する性的暴行はあったのか? 

キリスト教系の総合病院聖路加国際病院で難病治療を受けていた女性患者が、元職員の男性牧師から性的暴行を受けたとして、元職員と病院を経営する聖路加国際大学に計1100万円の損害賠償を求めている。この事件は、ほとんどのメディアが報道しなかったように…

西川美和監督の「すばらしき世界」の弁護士のモデルである庄司宏弁護士

西川美和監督の「すばらしき世界」が、毎日映画コンクールで日本映画賞を受賞した。原作は、佐木隆三の「身分帳」である。この作品は、長年にわたって、法廷で繰り広げられる人間ドラマを描いてきた、佐木隆三の集大成的な作品となっている。刑事裁判マニア…

毎日放送だけでない、読売新聞も包括連携協定 関西のテレビ局は「維新の会」の太鼓持ちに堕した

毎日放送の虫明洋一社長は、19日社長会見に臨んだ。MBSテレビで、1月1日に放送した、特別番組「東野&吉田のほっとけない」に大阪市の松井一郎市長、大阪府の吉村洋文知事が出演した。そして、ゲストの橋下徹とトークを繰り広げた。ことことを巡って、「…

40歳のひきこもりが「生き方を否定されて」姉と母を殺害する 家庭内で何があったのか?

千葉県流山市の自宅で、母と姉を殺害したとして、殺人の罪に問われた無職の本多新被告の裁判員裁判の初公判が、18日に、千葉地方裁判所で行われた。本多新被告は、起訴内容を認めた。事件は、2020年の12月31日に発生した。流山市の自宅で、母と姉を、刃物で…

小学校2年生の子供を事故で亡くした犯罪被害者なのに死刑廃止を訴える 片山徒有さんのやさしさ

2019年に発生した池袋の事故では、飯塚幸三被告が、上級国民と間違った呼ばれ方をされ、世間からつるしあげられた。裁判の判決の中に、「社会的制裁を受けて」という文言があり、刑が減刑されたのは、とんでもないという考えがあるが、何か違和感を感じてな…

東大刺傷事件 「有名私立高校の偏差値が高ければ医学部に」という偏った進路指導は是正するべき

東京大学弥生キャンパス「農正門」の路上で、高校2年生の男子生徒が、刃渡り12㎝の包丁で、通行人を背中から次々と切りつけ、「来年、東大を受ける」と絶叫した事件が発生し、話題になっている。少年は、前日14日から行方が分からなくなって、父親が、愛知県…

北海道新聞社新人記者逮捕 真実がうやむやに 北海道警察への忖度か?

昨年の6月22日旭川医科大学で学長解任問題を取材していた、北海道新聞社旭川支社報道部の22歳の女性新人記者が、建造物侵入で、大学職員に、私人逮捕された。旭川東署は、この女性記者の身柄を拘束して、取り調べて、2日後に釈放した。大半の新聞社は、この…

長渕剛が主役を演じるべき ジャニーズと勘違い女優のくだらないドラマを駆逐するは、「長渕剛的ドラマ」だ

テレビドラマがくだらなくなったのは何時の頃からだろうか。昔は、もっとましなドラマがあったように感じる。ジャニーズを中心に、演技力のない、知名度だけがある、タレントを主役にした、軽薄なドラマばかりで、大人の鑑賞に耐えうる作品がほとんどなくな…

眞子様の結婚を、「皇室の多様化」と美化する毎日新聞とサンデー毎日の不可解さ

1月12日の毎日新聞の記者の目で、「サンデー毎日」編集長の坂巻史郎氏が、「眞子さん結婚と報道」というタイトルで寄稿した。その文章を読んで、あまりにもピント外れなことを述べているので、愕然とした。毎日新聞が発行しているサンデー毎日は、成城大学文…

西成のマザーテレサ 矢島祥子さん不審死 大阪府警は何故「事件」と断定して捜査しないのか?

大阪西成区の木津川で、2009年11月に医者である矢島祥子さんの水死体が発見された。この事件について、近頃、ジャーナリストの大山勝男さんが、「釜ヶ崎に寄り添った、さっちゃんの聴診器」アメージング出版という本を出版した。矢島祥子さんの両親は、「本…

「恋愛経験ゼロの42歳こどおじオンラインお見合いで37歳女性にお断りされる」が注目される悲しさ

2022年が開始し、その直後、ネット掲示板「5ちゃんねる」で盛り上がったのが、「恋愛経験ゼロの42歳こどおじオンラインお見合いで、37歳女性にお断りされる」というスレッドだった。1月5日時点で、パート数は、40に到達し上限まで書き込まれており、4万件の…

焼き肉店立てこもり事件 犯人を「無敵の人」として断罪する権利があるのか?

代々木の焼肉店で、8日夜から3時間にわたて、男性店長が閉じ込められる事件が発生した。警視庁の特殊部隊が、閃光弾を投げ入れて、荒木秋冬容疑者を現行犯逮捕した。荒木秋冬容疑者は、「もう死にたい、どうすれば死ねるか考えていた時に、捕まって死刑にな…

創価学会に反旗を翻した勇気ある3人の元学会員

滝川清志さん、野口祐介さん、小平秀一さんらが創価学会に反旗を翻した。創価学会員の立場に立って選挙活動などの日常の活動を行っていこうと努力を重ねていた青年部の職員に対して、学会上部役員が強制的に活動を規制し始めたことに端を発する。規制がエス…

日野町事件 「娘の嫁ぎ先ガタガタにしたろか」警察官たちから暴行され自白 残された家族は今も無罪を訴える

1984年12月滋賀県日野町内で、酒店を営む女性が、殺害されて、金庫が奪われた日野町事件。酒店の壺入の客だった、会社員の坂原弘さんが、警察から嫌疑をかけられて、任意の取り調べを受けて犯行を自白し逮捕された。阪原弘さんは、最初は、犯行を否認してい…

余命宣告を受けた障害のある男が命を賭けて撮ったセックス映画「愛について語るときにイケダの語ること」

「愛について語るときにイケダの語ること」という映画がある。際どい内容なため、あまり一般的に知られていないが、障害者と性の問題を考えるうえで、何らかの示唆を与えてくれると思う。主役であり監督は、四股軟骨無形症という障害を持った、池田英彦。四…

必殺仕事人 何故、ジャニーズばかりキャスィングするのか? 殺し屋の凄みが全くない

今週、「必殺仕事人」のスペシャルが放送される。主役の東山紀之を中心に、松岡昌宏、知念侑李そして、ゲストの岸優太、西畑大吾といった、ジャニーズの面々ばかりである。私は、かつて、「虎の会」という必殺ファンクラブに入っていたぐらい、「必殺愛」が…

天竜林業高校事件 孫のために元市長が、校長に成績を改竄させたのは、警察、検察のでっちあげである。

2008年8月に静岡県教育委員会によせられた、「天竜林業高校で、教師4人と校長が、大学入試調書の点数をかさ上げしている」と密告があった。前校長の北川好伸氏と教諭4人が、虚偽有印公文書作成、同行使容疑で逮捕された。教諭4人は容疑を認めた。しかし、校…

「文春砲」より凄かった「噂の真相」 右翼に襲撃されても、アリキックで反撃した岡留安則さんの反骨精神

週刊文春が「文春砲」と呼ばれて、政治から芸能ネタまで幅広いスクープで、他の週刊誌を圧倒している。新谷学氏の功績と、優秀な取材を重ねて書く、スッタフたちの賜物であろう。政治家、芸能人たちは常に、「文春砲」に狙われことに怯えている。面白いぼ、…

批判されることの多い 青木理氏は、至極まともなナジャーナリスト 活躍されることを願う

ジャーナリストの青木理さんが、昨年の3月下旬、テレビ朝日「羽島慎一モーニングショー」で、10年間務めたコメンテーターを降板した。強権的な安倍政権や「嫌韓」「ヘイト」の風潮に対して、穏やかな口調で語る姿が印象的であった。青木理氏は、何かとネット…

福井農林高校演劇部「明日のハナコ」放送禁止の裏にある様々な事情

福井農林高校演劇部が、上演した、「明日のハナコ」が差別用語があることを理由に、福井ケーブルテレビでの放送が見送られた。「明日のハナコ」は、終始2人の女子高生の会話で構成されて、昭和23年の福井地震から原発誘致、東日本大震災と福島第一原発までの…