孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

警察24時という番組を制作するな

警察24時という番組が、非常に人気を博している。メディアにとって、視聴率も稼げる上に、警察のご機嫌を取ることができるから一挙両得なのだろう。しかし、看過できないない事故が起きている。撮影中に、鹿児島県警の警察官が、泥酔状態の男性会社員を制圧して、死亡させている。裁判では、和解に至った。その上、TBSは証拠映像を提出していない。せめてTBSは、今後一切警察24時のような番組を制作しないと主張するべきではないのか。メディアの倫理観が、大きく欠如しているとしか言いようがない。挙動不審者を取り押さえた後に、死亡するというケースを上げれば枚挙に暇がないだろう。警察の違法を訴える付審判請求という制度は、名目に過ぎず全く機能していない。被害者の家族は、泣き寝入りする以外ないとしたら、あまりにも理不尽である。こういった悲しい事故の存在を無視して、この番組を見ているとしたら、空恐ろしくなってくる。良識的な市民と言われる方々は、政権を批判して自己満足しているだけてある。警察組織が、一般市民の人権を蹂躙することに対しては、あまりにも鈍感すぎるように思えてならない。