孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

吉田類の酒場放浪記

吉田類の酒場放浪記を見始めて、7年近く経つ。トレードマークの黒い帽子。酔い始めると呂律が回らなくなること。何もかもが、突っ込み所満載で、面白すぎる。特にナレーターの河本邦弘さんの間合いが、絶妙である。当初は、一部のマニアしか知られていなかった。しかし、ここ数年大人の月9と呼ばれるくらいメジャーな番組になってしまった。ドラマにも出演し、大手出版社から本を出すくらい有名タレントの仲間入りを果たした。吉田類さんを観察していると、何一つ変わっていない。たいていの人は、周りからちやほやされると、傲慢になってしまうものである。相変わらずマイペースで、胡散臭いおっさんのままでいるように感じられる。このことは、吉田類さんの人柄の良さを証明していように思えてならない。以前、笑福亭鶴瓶さんの番組に出演されたが、吉田類さんの魅力が、生かされていなかった。計算をする芸人ではないということを改めて認識させられた。吉本芸人が、跋扈するバラエティばかりのテレビ業界にあって、吉田類の酒場放浪記は、異色の存在を放っている。健康を損なわず、これからも私たちを笑わせ続けて戴きたい。