孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

ひきこもりの副業

Amazonの小口出品で古本を売り始めて5年目になる。ひきこもりで時間を持て余しているから自然と読書が習慣になり、本についての知識が、身についてしまった。そこで、副業として、古本屋さんの真似事をすることに決めた。最初は、知り合いのお医者さんから戴いた精神医学の本が、飛ぼように売れた。しかし、その後は鳴かず飛ばずで、月に1回しか売れないという日もある。ブックオフなどは、あらかじめセドラー対策としてAmazonの価格を調べているので、利用しない。あくまで自分の買いたい本がある時だけ利用する。狙い目は、古本屋の店頭に並べられている200円ぐらいの本である。古本屋の中には、昔ながらの商売に固執して、ネット上の相場に合わさない値段のつけ方をしている店も存在する。地方に住んでいると、古本屋さんがほどんどないので、不便で専ら自分の蔵書をAmazonに出品する以外ない。しかし、商品を売れてからの作業が非常にめんどくさい。本の状態をチェックして、封筒に入れる。私の場合ゆうメールを利用しているので、郵便局に行かなければならない。そしてわざわざ、封筒の中身を郵便局員さんに見せて、封筒にガムテープを貼る。本をもっと色んな所から集めてくるなりして、知恵を働かせ収益を上げるという気持ちにならない。福祉作業所などでは、住民の方から家にある蔵書を、寄贈してもらい、Amazonの大口出品で販売している。それでもあまり利益にならないようである。Amazonは、制約が多すぎる。何かあれば、すぐアカウント停止になり、出品資格を失ってしまう。現代の出版業界で、Amazonの影響力は多大なものである。Amazonを介さず本を売るには、お店のブランド力がなけがなければ不可能ではないだろうか。ひきこもりが、働かず、ネット上でお金を稼ぎ生きていくなど所詮、幻想のように思えてならない。