孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

子供部屋おじさん

その名の通り、成人してからも実家で、過ごす大人たちのことである。もちろん、ひきこもりの大半が、含まれるだろう。しかし、最近の社会事情を考えると、様々な事情をを抱えて実家で、年老いた両親と一緒に生活を共にしているケースが多い。生涯未婚率が、著しく増加していることを鑑みれば、当然のことになるだろう。モテない、キモイ、中年童貞とネガティブなイメージの男性を笑うためだけに、作られた言葉である。女性蔑視は絶対許されず、言葉狩りのように、社会の目が厳しい。それなのに、男性を「子供部屋おじさん」と蔑むことが、暗黙に許容されている風潮自体おかしいのでは、ないだろうか。この言葉ほど、人を馬鹿にしたものはない。両親の介護のために、実家で住んでいる、まともな勤め人も中にはいるだろう。そんな人を冒瀆することは、絶対許されない。いつの頃からか、日本社会では、男性の人権が、あまりにも蔑ろにされ始めた。ひきこもり、不登校、など社会に適応できない割合は、女性より男性の方が圧倒的に多い。それほど、男性が生きづらい世の中なのである。ジェンダー平等などと、声高く主張している、無神経な人間は、もっと地に足をつけて、現実を見据えるべきではないのかと思う。「女性管理職の割合が低いから、女性が、不利益を受けている」一見して、まともなことをおっしゃている。しかし、よく考えれば、論理的な破綻がある。まずは、統計の取り方である。1つの会社の中の全部の女性社員の数を分母にして、算出したものなのか。そして、女性の方が、相対的に幸福度が高い。メンズ・リブという思想があるが、フェミニズムの修正に過ぎず、全く意味をなさない。メンズ・リブを研究する男性学者は、外見が良いということも、この思想を下らないものにしている原因だろう。誰からも相手にされない、恋愛弱者の気持ちを理解できるはずがない。今後、日本社会は、男性の人権がますます軽んじられるようになるだろう。