孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

秋田県警はレジャーランドか?

秋田県警は、女性署員にセクハラ行為をしたとして4人の警察官を処分した。県北部の警察署に勤務する40代の男性巡査は、去年12月から今年1月にかけて同じ警察署に勤務する女性署員の髪の毛を触ったり、体のサイズを聞いたりしていたとして、所属長訓戒。また北部の警察署に勤務する40代の男性警部補は、今年1月に情報提供を受けた女性と勤務中に、関係のないメールや電話をして、本部長注意。先日も秋田県警北署の小松辰弥前署長が、勤務中にスノーボードをして、停職3ヶ月の処分を受けている。開いた口が塞がらない。警察官の不祥事の中で、最も多いケースでさして驚かないそれにしても、処分が軽すぎる。身内に甘いのは、警察組織では、常識であるが、納得いかない。この情報提供者の女性とは、いかなる存在なのか。警察官が、飼い慣らしているスパイのような者か。それ以上深い事は、マスコミは、絶対追及しないし、記者クラブの発表を垂れ流すだけである。秋田県警の不祥事で不可解な事件がある。2010年津谷裕貴弁護士宅に、銃を持った男が、侵入して、通報を受けた警察官は、男から銃を奪い取った津谷弁護士を侵入者と、誤認して取り押さえた。そして、間違いに気づき、津谷弁護士を放した時に、男が用意してあった刃物を取りに行き、津谷弁護士を殺害した。非常に、状況のつかみ難い事件である。しかし、不自然な点が、あまりにも多すぎるように思えてならない。津谷弁護士と犯人を、間違えてしまうようなことが、あり得るだろうか。間違いに気づいた後、すぐ様に犯人の身柄を取り押さえるべきだった。これでは、犯人に、殺害機会を与えているとも非難されても仕方がない。2019年に、最高裁は、警察の過失を認めた判決を下している。遺族の訴えが、聞き届けられたことは、ひとまず良かった。ただ、釈然としないものが残る。この事件は、一部の警察不祥事に詳しい専門家しか関心を持たなかったことだ。常識的に考えて、警察の取った行動は、おかしい。こういった事件こそ、裁判員制度の対象として、警察組織の膿を出すべきではないのかと思う。