孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

伊是名夏子氏は本当の社会的弱者か?

伊是名夏子氏のJR東日本無人駅での乗車拒否が、ネット上で話題になっている。事の経緯など知りたくないが、根本的な視点が、欠けているように思えてならない。氏は、一般的な障害を抱えた人たちとは、異なる環境で生きているということ。コラムニストとういう肩書であるが、代表的な著作は、「ママは、身長100㎝」のみである。それも、読むに耐えない代物で、障害者問題を考える上で、何の示唆も与えてくれない。私生活では、NHKのイケメンのアナウンサーと結婚し、子供もおり、普通の人間以上に、恵まれている。その上、社民党の常任幹事というポストにまで就任した。こういった華やかな世界で住んでいて、本当に生活に支障を来たす障害者と言えるだろうか。世の中には、私たちの常識を超える、不自由を抱えて生きている障害者が存在する。24時間身体介護が、必要なために、ヘルパーさんに介助されながら、親元を離れ自立した暮らしを送られている方。伊是名夏子氏には、そんな障害者と自分は、違うんだという奢りや高ぶりが、見え隠れしてならない。障害者福祉に風穴を開けたとされる、バリバラという悪質な番組に、出演している障害者にも、同じようなものを感じてならない。この伊是名夏子氏の乗車拒否問題を論じたがるのは、いったいどのような人達なのか。Twitterなどは、誠にくだらないもので、話題の出来事を深く考えずに、興味本位で、面白おかしく話すだけで、発展的な見解が、生まれてこない。これでは、近所の噂好きな、おばさんと全く同じではないだろうか。この伊是名夏子氏の行動を擁護する、西田亮介とういう社会学者の神経を疑う。次のように発言されている。「彼女が起こした問題提起が摩擦のように見えたり、実際に摩擦があったとしても、その一部は、権利行使できない環境を改善するための闘争であると捉えるべきかもしれません」と。問題提起、逃走といった言葉が、どこから出てくるのか。また、過去にバスの乗車拒否にあった、「青い芝」という障害者団体の活動と同等視しているが、勉強不足も甚だしい。伊是名夏子氏は、「わきまえる障害者になりたくない」などと自信を持って主張されている。不愉快極まりない発言でしかない。物が言えない本当の障害者を冒瀆する以外の何ものでもない。