孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

今日も神奈川県警はやりたい放題

神奈川県警が、2016年から2020年に懲戒処分を下した計68件のうち、3割に当たる20件を公表していなかったことが、毎日新聞の開示請求で判明した。県警は、警察庁の指針にもとづき被害者が、特定される懸念からある場合は、非公表にしていると説明した。こんな言い訳が、通用してしまうのが、警察の論理である。警察官の不祥事は、暗数としてもっとあるはずではないだろうか。西の、兵庫県警。東の神奈川県警と称されるように、不祥事が多い警察署として、あまりにも有名で、さして驚きもしない。この両警察署のみならず、全ての都道府県警察で同じような、不祥事を隠蔽していることは、間違いないだろう。特に、今の新聞記者には、警察の暗部を追求するなどという気は、全くない。記者クラブ制度に、庇護されて、警察の都合の良い情報だけを垂れ流すようになってしまった。これでは、新聞記者は、警察の御用聞きと何一つ変わらないではないか。ある新聞社の地方支局では、若い新人の女の記者を一日、機動隊に体験入隊させている。全くこの新聞社の見識を疑う。そこまでして、警察の顔色をうかがいたいのだろうか。この新聞社、日頃は、弱者の人権がどうのこうのと、正義面しているが、そういった裏の顔を持っているのである。神奈川県警不祥事については、1999年に覚醒剤を使用した警察官を組織ぐるみで、隠蔽した事件を思い出す。この事件では、本部長をはじめ幹部が、犯人隠匿罪で、処分された。その他の不祥事については、ウイキペディアに書き込まれているが、実際は、はるかに多いはずだ。また、1986年の11月の共産党幹部、緒方靖夫氏宅への電話盗聴事件は、忘れてはならないだろう。警察官らの、盗聴を立証する証拠が、揃っていたにもかかわらず、不起訴になった。横浜地検が、神奈川県警から圧力を加えられ、弱腰になった。いかに、警察権力が絶大なものであるかを知らしめたと言っても良いだろう。かつては、警察批判するメディア媒体が、少なからず存在した。新聞記者のなかにも、警察の不正を許さないと毅然とした態度で、取材する人間もいた。いったい、警察の悪行に泣かされている人は、どこに救いを求めたらいいのだろうか。