孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

藤崎マーケットが、読売テレビの番組を降板させられた件について

少し古い話になってしまう。2019年5月に読売テレビの「かんさい情報ネットTen」で、藤崎マーケットが、ロケにおいて、不適切な言動を取ったとして番組を降板させられた。その内容とは、以下のようなものである。大阪のお好み焼き店の店員から、「男か女か分からない常連客の性別を調べて」という依頼を受けて、藤崎マーケットがインタビューをし、男と判断した。しかし、お好み焼きのおばちゃんたちは、納得せずに、無理な要求をしたので、保険証を提示させたり、胸を触ったり再度確認した。このロケを見ていた、若一光司氏は、「許し難い人権感覚」「他人のセクシャリティにそういう形で、踏み込むべきじゃない」など大激怒した。その結果、読売テレビまでもが謝罪する問題にまで発展する。あまりテレビを見ないが、この藤崎マーケットのコーナーだけは毎週楽しみに見ていた。藤崎マーケットの素人に対する接し方は、なかなかの実力で、吉本の若手芸人の中では、群を抜いていることは間違いない。それだけに、この程度のことで、番組を降板させられのは非常に残念である。リアルタイムで見ていて感じたのは、若一光司氏の怒りが、行き過ぎたものであるとういうこと。性別が分かりにくい当事者が、読売テレビに対して抗議をしたなら別問題である。しかし、そういったことは全くない。若一光司氏の「セクシャリティの問題について触れるのは、人権侵害にあたる」とういう思考こそ、再考しなければならない。最近の風潮として、lGBTや性的マイノリティの人の人権が、過剰なまでに擁護されている。確かに、同性を好きになる人を差別しては絶対ならない。他人のセクシャリティについても同じである。ただ、ⅬGBTの人の人権が絶対不可侵のようになり始めると、少しでも意にそぐわない発言をした人を吊し上げるような、逆差別のような現象が起き始めるのではないだろうか。お姉キャラを売り者にするタレントが、あまりにも増加した。現実は、ⅬGBTでも性的マイノリティでもないのに、それを売りにすることこそ、問題視するべきだ。それにしても読売テレビの弱腰には、あきれてしまう。外部から批判が集中する前に、吉本の若手芸人に全て罪を着せて、一件落着としたいのだろう。ますます、テレビ番組の質が落ちていくだけだ。