孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

山梨県警 交番で性行為 破廉恥な警察官が減らない理由

兵庫県警についで、またしても同じような警察不祥事が明るみに出た。今度は、山梨県警南アルプス署に勤務していた、30代前半で、既婚者の巡査長の女性警察官だ。2018年春から同僚の男性巡査部長と不倫関係になり、その後別の巡査部長や20代の巡査と関係を持っていた。山梨県警は、不倫関係を把握していたが、2019年4月に外部からの通報を受けて、内部調査を開始し、駐在所で性行為をしていたことが、判明した。この女性巡査長は、依願退職したが、3人の男性警察官は、今も勤務している。呆れ果てて物も言えない。こういった警察官の性的な犯罪は、表面化していないだけで、まだまだあるはずだ。多くの都道府県警察では、警務部に監察室が置かれている。警察官の犯罪を処罰するためにあるのだが、実質的には、不祥事を隠蔽するための役割を果たしている。今回の山梨県警は、「公表には、基準があって、それに該当しなかっただけ、もちろん職務中の行為だったら、公表するべき事案だと思う、隠蔽ではない」とコメントしている。公表に基準など訳がないない。「発覚しない限り、不祥事ではない」というコンセンサスがあり、偶然に発覚してしまうとういケースが大半である。外部というのは、警察内部からの密告によるものではないだろうか。不祥事を内部告発する警察官は、純粋な正義に駆られて行うものではない。自らの警察組織の中での処遇に、不満を持ち、その鬱憤を晴らすために、密告するのである。警察組織ほど、階級社会はない。国家1種試験に合格した、官僚は、ほとんど、東京大学卒のエリート。最近は、大学卒の警察官も増加してきたが、キャリアとノンキャリアでは、出世のスピードが恐ろしく違う。本部長、警務部長といった、キャリアは、2,3年で転勤する。警察に詳しい専門家は、こうした警察社会特有の階級制度が不祥事を生み出す原因であると主張する。しかし個人的には、違うと思う。もともと、「警察官になりたい人間」にどこか心の歪みがあるのではないだろうか。警察学校でのいじめによって自殺するとうい悲しい事件が後を絶たない。いじめられ、自殺した者ほど、純粋で、正義感が強く、理想の警察官を志していたことが圧倒的に多い。そんな前途ある人間を寄ってたかって、いじめるのだから、鬼畜の所業に等しい。今回の山梨県警の不祥事は、笑える程度のものである。しかし、もっと、恐ろしい不祥事が隠蔽されている。マスコミは、そうした不祥事こそ追及するべきだ。