孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「パパ活」で2万盗まれ復讐し、逮捕された男の浅はかさ

パパ活」をめぐって女性とトラブルになった男が逮捕された。傷害の容疑で逮捕されたのは、中央区の自称会社員伊藤裕介容疑者。伊藤容疑者は、先月30日新宿区歌舞伎町のホテルで、「金返せ、覚えているか」などと叫びながら、27歳の女性の顔を数十発殴るなどして重傷を負わせた疑いが持たれている。「1年前にパパ活で女性に2万円を盗られたことが悔しくてやってしまった」と供述している。伊藤容疑者は、学生時代は成績優秀で、関東某県庁所在地に本店を置く地方銀行に就職していた。また、大学時代に付き合っていた女性と結婚すると周囲に言っていたようである。何と馬鹿げた事件だろうか。結婚相手もいて、社会的にも安定した地位にありながら、くだらない事で人生を棒に振ってしまう。1年近くかけて、2万円を盗んだ女を探し出す、この男の執念は、明らかに異常である。この前の、「家賃支援給付金」をだまし取った、経済産業省のエリート官僚とどこか共通しているように思えてならない。頭はそれなりに良いのだろうけれど、社会的な常識が欠落している。この事件は、大々的に報道され、ネット上で面白可笑しく、話のタネにされている。しかし、同種の犯罪を挙げれば、枚挙に暇がない。お堅い公務員が、盗撮して逮捕されるというニュースを聞かない日はないぐらいだ。仕事上のストレスによるものなのか、それとも生来の性格によるものなのか分からない。ただ、こういった人間を採用する、大企業も、人を見る目がない。採用時に、「何か、こいつは、胡散臭いぞ」と感じる嗅覚のようなものを、人事採用者は持ち合わせていないから、事件が起きるのではないだろうか。「パパ活」をやっている女たちは、何歳ぐらいなのか。今回の2万円を盗んだ女は27歳と発表されているが、歳をとりすぎてはいないだろうか。JKビジネスににしても、年齢詐称は当たり前だから、驚くべきことはない。1990年代は「援助交際」という言葉が流行した。いつの時代も、男のスケベ心に、つけこむビジネスがあるものだと思う。