孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

北川景子の態度に激怒した、浜村淳は、最後の正統派芸人。

浜村淳とういう芸人がいる。関西では、有名である。しかし、関西に住んでいても、ある程度の年齢より下であれば、知らない人もいるかもしれない。毎日放送ラジオ「ありがとう浜村淳」という看板番組を持っておられる。昭和49年に放送開始なので、長寿番組である。「さて、皆さん」とうい浜村節は、86歳になった今も、番組内で炸裂する。ネット上で、浜村淳さんを、暴走トーク、ボケなどと決めつけた文章を見かけるが、とんでもない、浅はかな、考察に過ぎない。コロナ渦で、2020年4月28日から5月23日まで自宅で、スカイプ出演した。そして、2021年に病気が発見され、2日間だけ休養するが、後は、1回だけ電話出演しただけで、復帰されている。驚くべき生命力を感じさせるとともに、自分が、司会をしている番組に穴を開けたくないとういう、プロ魂には感服させられる。映画の解説では、全部、筋書きを話してしまう、レベルが低いなど、様々な反論があるだろう。しかし、あの独特の口調で、86歳になった今でも続けられておられるのだから、誰も文句の付けようがないない。北川景子が、ゲスト出演した際に、その態度の悪さに激怒したことは、あまりにも有名な話である。怒って当然であると思う。北川景子は、関西ローカルの番組に、わざわざ忙しいのに、出でやっているという態度を取ったのであろう。演技は下手なのに、勘違いした、最近のタレントがあまりにも多すぎる。浜村淳の芸歴は相当古い。昭和32年頃に、渡辺プロに所属していたのだから、芸能界の生き字引である。「ぱっと出てきて、天狗になっている」芸能人など、太刀打ちできる相手ではないはずだと思う。芸能界で、生き残るとういうことは、大変な修羅場をくぐってきたはずである。舌禍事件で、芸能界を干された、北野誠氏も、浜村淳さんのことは、絶対に悪く言わなかった。観察力に長けて、インチキ臭い技能人、政治家、文化人を批判し続けた、北野誠氏が、一目置く存在なのだから、浜村淳さんの芸は本物であることは間違いないだろう。浜村淳さんのような、正当派の芸人が少なくなっていくのが非常に残念である。