孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

創価学会タブーと朝木明代市議転落死亡事件

1995年9月1日に西武鉄道村山駅から朝木明代東村山市議会議員が、転落死した。この事件については、何らかの形で創価学会が、関与しているのではないかとされたが、事件は闇に葬られた。事件を知る上では、「東村山の闇」矢野穂積朝木直子著が最も詳しく言及している。朝木明代議員は、税金の使途監視や福祉問題に力を入れ、特に創価学会による脱会者や被害者の救済活動に取り組んでいた。正義感溢れて、普通の主婦目線を大事にした政治家であったことから、相当の利得権益を守りたい、他の市議会議員から反発を買っていたようである。6月に、万引きの疑いで、警察に通報される。そして、9月に謎の死を遂げる。一部、週刊誌は、「謀殺説」を主張したが、認められなかった。誰が考えても不自然極まりない。市議会議員ともある人間が、安価な商品を万引きなどするだろうか。万引きは、でっち上げとしか思えない。この事件の捜査のトップである、東京地検八王子支部長を中心に、担当検事も創価学会員である。捜査を公平にするのであれば、他の検事に変えさせるべきなのに、そうはさせないのが検察である。東京地方裁判所は、「朝木明代議員の死は事故死である」と結論づける。裁判所は、事実を調べる気などなく、「創価学会」という権力に忖度しただけのことではないだろうか。名誉棄損の裁判でも、創価学会が勝訴している。娘の朝木直子さんは、母親の跡を継いで、東村山市議会議員になられている。「創価学会」と裁判で有名なのは、「月刊ペン事件」である。池田大作の女性関係について、調べ上げて、暴露した被告人たちが名誉棄損の判決を受け事件である。根も葉もない、デマではなく、相当程度信憑性のある記事なのに、被告人たち名誉棄損の罪に処せられる。最高裁は、「たとえ、私人の生活であっても、その関与する、社会的活動の性質及びこれを通じて社会に及ぼす影響力の程度の如何によってその社会的活動への批判ないし評価の一つの資料として、公共の利害に関する事実に該当する場合がある」という付言している。池田大作ぐらい、社会的に影響のある人物の私生活は、公共の利害に関する事実に該当しないのは、明らかにおかしいと思う。この「月刊ペン事件」も、裁判所が、「創価学会」に有利な判決をくだした。創価学会が関与した事件は、伊丹十三の不審死など例を挙げれば枚挙に暇がない。私の好きな、タレントの北野誠さんも、舌禍事件が起こる前に、創価学会をかなり激しく批判されていた。山本リンダから言いがかりをつけられても、信念を曲げなかっただけに、あまりにも残念である。「朝木明代市議転落死亡事件」については、社会の暗部の事件として忘れ去ってはならないと思う。