孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

富山県警 警視がストーカーで書類送検 警察官の下半身は暴走する

富山県警は、20日女性につきまとい行為をしたとして、氷見署の副署長の50歳代の警視をストーカー規制法違反容疑で、富山地検書類送検し、減給3か月の懲戒処分とした。警視は、同日付で依願退職した。県警監察官室によると、警視は、今年5月下旬から7月下旬に成人女性に対して、複数回にわたり、商業施設内で、SNSのアカウント交換を要求したり、近づいて話しかけるなどのつきまとい行為をした。他にも、2016年から今年5月までの間、県警内部の情報システムで、自身の知人の男女9人の個人情報を照会した疑いがある。警察官のこの種の犯罪が、毎日のようにどこかで、起きている。何故、発覚したのだろうか。マスコミの独自取材は、今の時代絶対あり得ない。彼らは、警察の飼い犬でるあるから、警察の暗部を追求することは考えられない。だとしたら、身分社会である警察社会での、妬みや嫉妬によって、誰かを陥れようとする、内部の人間による密告の可能性が極めて高い。警察内部の情報システムを使って、自分の知人の個人情報を照会するとういう罪も加わって、書類送検とは、あまりにも軽い処分である。富山県警氷見署といえば、忘れてはならないのは、2002年に発生した、氷見事件である。タクシー運転手だった、柳原浩さんが、2つの強姦事件で嘘の自白を強要されて、懲役3年の実刑判決を受けて、刑務所に、2002年12月から2005年1月まで服役する。出所後、驚くべきことが起きる。鳥取県警が強制わいせつで逮捕した男が、富山の一連の強姦事件を自白し、DNAや手口が一致する。真犯人の出現によって、柳原さんは、無罪となる。この事件、典型的な冤罪事件である。「自分が、やってもない犯罪を認めてしまう」ということは、想像もつかないだろうが、これまでの冤罪の歴史を振り返ると、大半が、警察官らによる、自白の強要にあるといっても過言ではない。取調室というブラックボックスで、警察官らの、恐喝まがいの取り調べに、肉体的、精神的に追い込まれて、虚偽の自白をしてしまう。こういった冤罪のメカニズムが、戦後からまったく変わっていないのは、いかに日本の刑事司法が遅れているかを物語る。柳原さんは、無罪となって、国家賠償訴訟でも勝訴しているが、人生を無茶苦茶にされてしまった。その富山県警氷見署の、副署長が、犯罪を犯しながら、名前も顔もさらされず、のうのうと生きている。あまりにも、理不尽であるが、それがまかり通るのが、悲しいかな、現実である。「警察官は何をしても許される」という警察国家であることを国民は、認識するべきだと思う。