孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

橋下徹 鈴木涼美の「そろそろ愛人にしてくれる」発言にタジタジ

MBSの「キングオブコメンテータ」で鈴木涼美が、橋下徹に次のように発言した。「今日はあれですよね、番組に呼んでくださったということは、そろそろ橋下さん愛人にしてくれる気になったんですか。私3回断られてるんですよ」「すごいつれないことを言うんですけどたまに優しい目で見てくれるんですよ」と。笑いを取ろうとしたものだけど、公共の電波を使って話すにしては、常識に欠き、品性のかけらもない。橋下徹は、そもそも政治的信念などなく、感覚や打算だけで生きている手合いである。このような人間をテレビ局が重宝し、また視聴者が、橋下徹の存在を必要とすること自体、日本の先行きが思いやらてならない。鈴木涼美は売り出し中の作家であるが、慶応SFC卒、元AⅤ女優、元日本経済新聞記者と異色の経歴を持つ。「AⅤ女優の社会学」「おじさんメモリアル」「オンナの値段」「ニッポンのおじさん」などすでに多くの著作がある。AⅤ女優という経歴が付加価値を付けているだけで、主義主張は、ありふれたフェミニズム思想を超える、斬新なものではない。おじさんについて触れた文章を一部抜粋すると、「私は、おじさんを見る時その人の思想や作品、人間としての魅力も見るけど、オスとしての魅力も見るわけです。女性を馬鹿にしない良識のあるおじさんを尊敬しても、セックスしたいかは別みたいに。人は正しいを愛するとは限りません」と。何と身勝手な発言であることか。まどろっこしい表現していて、とても作家的感性に欠ける。要約すれば、「人間として、誠実なおじさんであっても、自分の好みでなければ、セックスしたくない」というだけの幼稚な考えである。社会学の難しい言葉を使用しても、その主張は薄っぺらい。女子が、くたびれて、不細工なおじさんに必要以上に嫌悪感を抱くのと全く同じ構造ではないだろうか。この鈴木涼美の一言に、イマドキ女子の思考回路が集約されているように思えてならない。АⅤ女優という肩書だけで、男女の恋愛を語り、自己演出に長けた作家としか言いようがない。