孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「探偵ナイトスクープ」過去にディレクターによる芸人暴行事件 一人の芸人を未来を奪ったのではないか

探偵ナイトスクープ」という関西で高視聴率の番組がある。私が、中学生、高校生の頃、この番組の大ファンで、毎週金曜日の夜を楽しみにしていた。年代的には、1995年から、1999年頃である。今も、毎週のように放送されているが、まったく面白くない。まず、依頼内容がくだらなく、テレビに出たい、「いちびり」のような手合いが多く、不愉快極まりない。私が、見ていた頃は、普通の関西人の笑いが、出演者たちによって、引き出されて、何とも言えない、魅力的な番組であった。上岡竜太郎が、番組の司会を辞めたことや、越前屋俵太北野誠、立原啓といった、正統派の関西芸人が、探偵に存在しなくなったことなど、悪い条件が重なって、番組の質が低下したのではないだろうか。しかし、朝日放送の、プロデューサーの番組作りに駆ける情熱のようなものが、ほとんど感じられない。「探偵ナイトスクープ」を語るうえで、絶対忘れてはならないのは、1999年4月に長野市内の収録中に、タレントの四次元ナイフの山本大介が、暴行を受けて、眼球の下の頭蓋骨を骨折する事件が発生していたことだ。四次元ナイフとは、NSC18期生で、山内祥聖と、山本大介のコンビである。暴行されたのは、山本大介の方。M-1グランプリ準優勝、2011年にR-1グランプリで準優勝したほどの実力があった。私は関西に、住んでいるがいるが、四国放送のラジオの電場が良く届く。その四国放送で、山本大介さんは、ずばりタコ介という名前で出演されておられる。話を聞いていて、「お笑いのセンス」があって、吉本のくだらない売れっ子より、断然面白いしと思う。実家のうどん店を継ぎながら、芸能活動をしている。徳島の田舎に埋没してしまうのには、非常に惜しい人材である。「探偵ナイトスクープのデイレクター暴行事件」は、世間に周知されて、大問題になっていたら、山本大介さんの運命も変わっていたのではないだろうか。テレビ局の人間は、売れっ子のタレントには、ごまをすり、名前も知られていないタレントや、アシスタントディレクターを人間扱いしない。そうした、暴力的、封建的体質を改善するべきだと思う。