孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

岡山放送パワハラ自殺 会社の不誠実な対応

フジテレビ系列の岡山放送は、男性社員が7月に自殺し、長時間労働による過労が、原因だとする社内調査を発表した。上司の発言が、パワハラであることを認め、同社は、中静敬一郎社長を減給20%としたほか、当時の上司らを停職3ヵ月や減給とする懲戒処分を29日に決めた。週刊文春が報道したが、あまり話題にならなかった。同じテレビ局それも、フジサンケイグループ日枝久が、岡山県出身であり、今も社外取締役を務めている。その関係から、各局は、忖度したのではないだろうか。自殺した男性社員は、「ハナコのBuzzリサーチ」という同局の人気番組を担当するようになって、上司から、「なめてんのか」「殺すぞ」と罵倒されるようになった。元岡山放送のアナウンサーであった淵本恭子氏が、男性社員が自殺した日に、自身のインスタグラムに、次のように書き込んだ、「会社って、人の命や人生をどう考えているんでしょうね。命より大切な仕事なんて存在しますか?会社は、事実から目を背けないでください。真実から目を背けないでください。真実を隠さず明るみに出して下さい」と。これほど、誠実な言葉はない。淵本アナウンサーは、組合活動をしていて、他の社員からも相談を受けていた。このことからも、岡山放送内で、パワハラが常態化していたことが明らかである。フジサンケイグループで忘れてはいけないのは、坂上忍パワハラ疑惑だ。これも、同じく週刊文春が取り上げたものであるが、うやむやにされた。私は、坂上忍が大嫌いだ。そして、フジテレビと産経新聞が、メディアの中で最も質が悪いと思う。坂上忍は、テレビの画面から人間性が伝わってくる。弱い人間を馬鹿にした態度が見え見えである。偉そうに社会問題を論じている姿を見ると不愉快極まりない。フジテレビは、売れっ子の坂上忍という商品を傷つけたくないのだろう。高い志を持って、マスコミに就職したのに、悪い上司に出会って、命を絶たなければならなかった、男性社員の無念は、察するに余りに有る。