孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

三重県警警察官 窃盗罪で懲役4年 裏稼業は大泥棒

窃盗罪などの問われた三重県四日市西署の元巡査、岩永拓馬被告に、津地裁は、11日懲役4年の実刑判決を下した。岩永被告は、車が趣味で、880万円の借金があって、犯行に及んだとされていたが、捜査関係者への取材から特殊な事情が明らかになってきた。質店への盗みに入る時に、一度目は、肩まである長髪のかつらをかぶり、二度目は、防犯カメラの角度を変えて、死角を作るなど細工をしていた。また、岩永被告の官舎にあった車を捜索すると、バール、グラインダー、バーナなど犯行に使用するための工具が発見された。肩まである長髪のかつらををかぶり、窃盗のために使用する工具を準備していたとなっては、借金で首が回らなっくなったうえでの犯行とは思えない。どこか、盗みに入ることを楽しんでいる感じがする。懲役4年の判決は、思い切った、潔い良いもので、評価できる。なぜなら警察官の犯罪の多くが、何やかんや理屈をつけ、執行猶予の付いた、軽い処分で済まされてしまうことが多いからだ。特に、岩永拓馬被告は、まだ24歳で、盗んだ金を返済し、反省しているから、情状酌量の余地を認めるといったことが懸念された。だから懲役4年の実刑判決には驚いてしまった。三重県警といえば、6月に、外国人の不法就労の防止に関する統計や啓発をまとめたホームページに掲載した、イラストに対して、外国人差別を助長させるとの指摘があり、イラストを削除した件は許し難い。イラストは、灰色の肌に黄色の目をした、土木作業員、接客業、工場作業員とみられる、男女3人が、「在留資格無資格」などと書かれた紙を掲げて薄ら笑いを浮かべている様子が描かれたものである。外国人差別のみならず、職業蔑視にもつながるもので、警察の「人権感覚」を如実に表していると思う。接客業の絵は、キャバクラや風俗業でなどの「夜の世界」で働く女性を示している。警察官たちにとって、彼女たちが身近な存在であることは間違いないだろう。風俗営業の許可は、警察が掌握していて、不適切な関係が生み出されているのは、暗黙の了解。摘発日時を教える見返りに、賄賂を貰う、あるいは、無料で、風俗で遊んでいく警察官が数多くいる。また、土木作業員や工場作業員を社会の底辺の人間と見做し、犯罪に結びつける思考も、単純で警察官特有のものだ。「オイコラ警察」という古い言葉があるが、警察官の人権意識の低さは、今も昔も全く変わらない。