孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

西成のマザーテレサ 矢島祥子医師の不審死 何故大阪府警は捜査に消極的なのか?

2009年に11月14日に、西成のマザーテレサと呼ばれた、矢島祥子さんが、行方不明になり、11月16日に、大阪の千本松渡船場で遺体となって発見された。当初、大阪府警は、自殺による「溺死」と処理した。矢島祥子さんのご両親も医者であったために、遺体の傷跡に疑問を持ち、再捜査を訴え、2012年8月22日に、ようやく、「殺人、死体遺棄事件」としの刑事告訴状が受理された。何故、3年近くもかかったの不可解で仕方がない。大阪府警は、最初からこの事件の背後にある複雑な事情を知っていたため、敢えて、「自殺説」を取ったのではないだろうか。そうだとすれば、職務怠慢で済まされる問題ではない。この事件には、「自殺説」を否定できる要素が、数多くある。矢島祥子さんの交際相手と名乗る、三浦俊一氏が、「矢島祥子さんは、自殺だと」証言し、大阪府警も三浦氏の言うことを鵜呑みにした点。三浦俊一氏は、元赤軍派で、釜ヶ崎日雇労働者組合の副委員長という表向きの肩書とは、別に好ましくない噂のある人物。矢島祥子さんは、生前に、周囲の人たちに、「殺されるんじゃないかと」言うなど、身の危険を感じていた。また、告訴状が受理される直前の、2012年8月6日に、佐藤豊さんという、西成の住人が、焼死した。佐藤豊さんは、矢島祥子医師の支援を受けていて、事件の真相を知っていたために、口封じとして殺害されたのではないだろうか。矢島祥子さんが、勤務していた、「くろかわ診療所」のセキュリティシステムから、矢島祥子さんが、同診療所内で、何者かに襲撃された可能性が極めて高い。西成を舞台にした貧困ビジネスに巻き込まれたために、殺害されたとしか言いようがない。大阪府警は、面倒なことを回避するために、「自殺説」を取って、事件性のないものとして扱いたかった。現在の捜査もあまり進捗しておらず、このまま闇に葬り去られる気がしてならない。こうした事件ほど、メディアは取り上げて、徹底的に事件の真相を解明するべきだ。ホームレス支援に携わり、正義感の強かった、矢島祥子さんの死は、あまりにも無念過ぎる。