孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

創価学会池田大作会長は生きているのか? 「月刊ペン事件」の判決から学ぶべきこと

創価学会池田大作が公の舞台から姿を消して久しい。93歳とういう高齢であるが、その近況など全く伝わってこないのが、創価学会特有のカルト性を感じてならない。創価学会信者が、827万世帯と言われているが、実際はどのくらいの数なのだろうか。選挙の時期になると、あまり親しくない、知り合いが、選挙の応援で、家に来ることがある。それほど、創価学会員は、鉄の結束によって結ばれているのだと、呆れるとともに怖さを感じてしまう。数の力が凄いことは、直接的な権力に結びつき、創価学会を批判する者には、容赦ない反撃に出てしまうことがある。芸能界を見渡しても、「創価学会員」が、かなり存在して、隠然とした権力を持っている。かつて、「月刊ペン事件」とういう、名誉棄損事件があった。1976年に、「月刊ペン」が3月、4月号で、「四重五重の大罪を犯す創価学会」といったタイトルを組み、大々的に創価学会を批判し始めた。主に、池田大作の女性関係をめぐるスキャンダルを報道した。警視庁は、悪質な事案と判断して、隈部大蔵を逮捕、起訴した。一審の東京地裁は、記事の内容が、私人の私生活に言及したもので、隈部大蔵を有罪とした。そして、昭和56年最高裁は、「私人の私生活上の行状であっても、そのたずさわる社会的活動の性質及びこれを通じて社会に及ぼす影響力の程度などのいかんによっては、その社会的な活動に対する批判ないし評価の資料として、刑法230条の2第1項にいう、公共の利害に関する事案に当たる場合があると解する」として、東京地裁に差し戻した。しかし、昭和58年隈部大蔵は、罰金20万円の有罪判決を受けた。池田大作の女好きは、有名な話で、根拠のない、デマではないことは確かにもかかわらず、裁判所は、創価学会に与したことは、許されるものではない。しかも、最高裁が、池田大作の私生活を公共の利害に当たる事案と認めているのに、下級審では、隈部大蔵が敗訴した。この裁判については、「月刊ペン事件 埋もれていた真実」山崎正友著、第三書館という本に詳細が書かれている。いずれにしても、「創価学会」は、依然として権力を掌握していることは間違いないだろう。