孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

亀井静香「日本は崩壊に向かっている」は正論 「老害」呼ばわりするのは、斎木陽平、ひろゆきらの思い上がり

亀井静香が、31日に「ひろゆき柏木由紀と考える総選挙」にゲスト出演し、選択的夫婦別姓やデジタル化など様々なテーマをひろゆき、実業家の斎木陽平らと議論したが、嚙み合わなかった。斎木陽平は、「見ればわかりますけれど、常にとんちんかんで、論理もへったくれもない。ひろゆきさんにも答えない。老害」とこきおろした。ひろゆきも、「基礎の情報がないので、話しあっても成立しない」と批判した。番組開始早々、亀井静香氏は、「日本は、崩壊に向かっている。もうすべてが崩れていっている」と切り出した。この言葉でゃ、至言だと思う。ひろゆきらは、政治、社会問題、芸能ネタを論じるけれど、感覚的に語っているだけであって、非常に独断的なものに過ぎない。それが、若い人に支持されののかもしれないが、限度があるように感じてならない。それに比べて、亀井静香氏は、数々の修羅場を経験していて、辛酸をなめているがゆえに、迫力がある。パンチが効いているのは、眞子さまと小室圭さんの結婚について、「好き勝手に、自分の好きな方を選んで、お手々つないでアメリカに住むなんてとんでもない」と一刀両断したことだ。「嘘くさい人権」を引き合いに、眞子さまと小室圭さんの結婚を祝福する、軟弱な知識人は、亀井静香氏を見習うべきではないだろうか。選択的夫婦別姓についても、「戸籍がバラバラになる」と自説を展開し、顰蹙を買った。しかし、家族の在り方を真剣に考えているからであり、時代錯誤なものと軽んじるのは、浅はかである。亀井静香氏は、元警察官僚であるが、警察畑を歩んできた人間特有の、陰湿さが全くない。その証拠に、死刑廃止を推進する議員連盟の会長を務めている。死刑制度に反対する、警察官僚というのは、稀有な存在でなかろうか。高校時代には、通学定期券の購入に必要だった、通学証明書の発行が有料となることに反発し、抗議活動でビラを配り、自主退学したほどの正義感の強い人。小泉政権について、「弱いものを無慈悲に跳ね落とす、弱肉強食の世の中、私は、その改革路線が我慢できなかった」と語っているが、亀井静香という政治家の根底には、揺るがしがたい正義感があるように思えてならない。「老害」呼ばわりした、斎木陽平は、実業家と名乗っているが、胡散臭い。祖父は、安倍慎太郎の地元後援会長で、安倍一族。コネでテレビに出て、何を偉そうなことを言ってるのかと怒りを禁じ得ない。ひろゆきにしても、インフルエンサーとして、活躍しているが、持論が世論と思い違いした傲慢さが目に余る。亀井静香を「老害」と切り捨てることこそ、ひろゆきや斎木陽平のような、思いあがった人間を増やすだけではないだろうか。