孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

松本人志 太田光の炎上に「目上の人に対する言い方反省するべき」自分は、礼儀正しかったのか?

ダウンタウン松本人志が、17日放送のフジテレビ「ワイドナショー」で、TBSの選挙特番で、司会を務めた、爆笑問題太田光が炎上した件について、「太田は、若干反省するべき点があったと思うな。言葉の使い方、目上の人に対する言葉づかいというのはやるべきだと思う」と話した。この発言の前段階として、「選挙特番として見るか、TVショーとして見るのか、テレビショーとして見た人は、あれはあれで面白いんじゃないのと思ったんでしょうけれど、大半の人が、真面目にというか選挙報道として見ているのでおしかりを受けるのでしょうね」と見解を示した。天下のご意見番松本人志にしては、どこか歯切れが悪いように感じる。やはり、爆笑問題に土下座させた、過去の事件が、松本人志の中では、わだかまりとして残っているのだろう。太田光の、甘利明に対する、「ご愁傷さま」。二階俊博に対する、「いつまで政治家続けるんですか」発言は、少しも、挑発的なものでなく、「床屋談義」に終始している。太田光の発言を評価する人も、貶す人も、全く政治の本質が分かっていない。立川談志の寵愛を受けた、太田光の芸風は、謂わば、昔ながらの、江戸風である。私のような、関西人からしてみれば、物足りない。毒を吐きながら、どこか上品さを維持しているのが、江戸風。本音で、気取らないのが、上方風。しかし、最近の、吉本芸人の芸は、正当な「上方風」の芸ではない。ただの素人が、わめいているだけで、見るに耐えない代物である。「池上彰的」なニュース解説に慣れている視聴者にとっては、太田光の発言は、刺激的であったかもしれないが、予定調和が感じられ、少しも先鋭的ではない。二階俊博については賛否両論のある政治家であるが、たたき上げの政治家であり、松下政経塾東京大学法学部を卒業しただけの、いまどきの若手政治家とは、一線を画する。太田光の発言に目くじら立てて騒ぐことなのか疑問に感じてならない。松本人志も、若手時代に「お笑い新人グランプリ」で作家の藤本義一氏に暴言を吐いたことは有名だ。藤本義一氏が、ダウンタウンの漫才にダメ出しすると、「お前なんかにわかるか」「こんなとこ二度と来るかい、ボケェ」とブチ切れた。そんな松本人志に、「目上の人に対する言葉づかい」などと、太田光を批判する資格があるのだろうか。