孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

夢グループ社長と保科有里のCMは、下手な吉本芸人より面白い

夢グループの社長と歌手の保科有里のCMほど、インパクトのあるものはないだろう。愛人を思わさせる、保科有里が、値段を値切るやり取りは、最高に面白く、くだらない吉本芸人のネタを見るより、100倍面白い。9月12日の「週刊さんまとマツコ」に、「夢グループ」の社長の石田重廣と歌手の保科有里が出演した。「2人は、愛人関係ではないか」と誰もが関心を持つことを尋ねられていた。2人のリアクションを見ていると、相当の強者であると痛感させられた。「夢グループ」は年商151億9000万円も稼いでいる。中国への輸入ビジネスで大成功して、芸能プロダクションまで設立したのだから大したものである。その芸能事務所には、小林旭黒沢年雄、三善英史といった、かつて、芸能界で功名を成し遂げたが、今は泣かず飛ばずといった面々が所属している。かつて、通販番組で、面白いキャラクターで売り出したのは、「ジャパンネットたかた」の高田明社長だ。「長崎なまり」で商品を紹介する姿は、面白かった。高田明の場合は、どこか真面目で厳しい、企業人という感じがする。それに比べて、「夢グループ」の社長である石田重廣は、どこか、強面な所があるように思えてならない。あの笑顔の裏に隠された、裏の顔を想像するだけで、戦慄してしまう。CM良く観察していると、保科有里は、自分で演じながら、どこか照れている感じがする。あのCMの台本を書いた人間は、相当センスがある、稀有な才能の持ち主だと思う。保科有里という、どこか場末のスナックにいそうなホステスと、胡散臭い社長というカップルは、絶対に見る者に強烈な印象を与えるだろう。保科有里は、三木たかしの門下生で、れっきとした演歌歌手である。非常に芸歴が長く、苦節を乗り越えてきた感じがする。最近の芸能界で、この2人より面白いキャラクターを持った芸能人がいるだろうか。吉本興業に飼いならされた、若手芸人ばかりで、非常にくだらない。夢グループの社長石田重廣と保科有里からは、当分目が離せないだろう。