孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

空気階段「3年B組金八先生」偽善はもっとも 武田鉄矢はいつまでも金八先生のキャラを使う

8月20日石橋貴明が出演した番組で、空気階段の水川かたまりが、教育に厳しかった母親から、「金八先生は、偽善だから禁止」と言われた、エピソードを明らかにした。その後、11月14日のフジテレビの「ワイドナショー」で武田鉄矢と対面する。「僕は、君に何かひどいことをしたかなぁ」の冗談交じりに詰め寄った。そして、「3年B組金八先生」放映時にテレビ局に苦情の電話があった裏事情などを語った。最後は、「君は、偽というが、偽とういう文字が、人の為と書きます。もしかすると、金八先生は偽は偽でも人の為だったんじゃないかなぁ、帰ってよろしい」と金八節でしめた。完全に武田鉄矢のペースに持っていかれた感じがする。「金八先生は、偽善だから禁止」という言葉は、ネタとして面白い。私は、「3年B組金八先生」という番組そのものより、武田鉄矢という俳優に胡散臭いものを感じてならない。武田鉄矢にとって、金八先生は当たり役で、その後の俳優人生を大きく変えただろう。俳優にとって、当たり役に出会うということは、非常に運に恵まれたことである。金八先生武田鉄矢と世間に認知させてしまうのは、武田鉄矢の演技力の賜物であることは、間違いなく評価できる。しかし、武田鉄矢の素顔が、金八先生とは大きくかけ離れていることもまた事実である。中尾彬が何かの番組で、「あのTBSのドラマで、先生の役を演じている奴、何だよ」と大いに怒っておられたことが印象に残っている。また、鋭い芸能人ウオッチャーであった北野誠さんらも、事あるごとに、武田鉄矢の素顔について、ネタにされておられた。朝のラジオ番組で武田鉄矢は、共演する女子アナウンサーを下の名前で呼ぶ。そして、自分が今夢中になっている、本を取り上げて、金八先生ごとく、解説する。武田鉄矢のファンにとては、喜ばしい番組かもしれないが、とても付いていけない。武田鉄矢は、大の読書家なのは分かるが、自分の趣味を押し付けないで欲しい。「3年B組金八先生」は、ある意味、「お笑い番組」として鑑賞するべきだと思う。