孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

めざましテレビ 「かわいいおじさん」恋愛対象外の男をおもちゃにして喜ぶ 根底にあるのは 男性蔑視

26日放送の「めざましテレビ」で特集した、「おじさんブーム」にネット上で、苦言が相次いでいる。この日の特集コーナーでは、「かわいいおじさんブーム到来」として、お笑いコンビ錦鯉のブレイクにより、若い女性の間で、おじさんが人気になっていると紹介した。そのムーブメントを、「シン・おじさんブーム」とし、かわいいおじさんについて取材した。また、10代から20代の若い女性130人を対象にしたアンケートの結果、おじさんだと思う平均年齢は、43,1歳であった。特集の中では、「かわいい」と言われるジュエリーショップの店長やシェフ、教師などのおじさんを紹介した。何とも不愉快な企画である。お笑いコンビの錦鯉が、夢を諦めずに、成功を勝ち取ったことは、多くの中年男性に夢を与えたと思う。錦鯉に自分を重ね合わせ、もう少し、頑張ってみようかと考えた中年男性が多かったはずである。「かわいいおじさん」という言葉には、女の上から目線が、明確に表れていることだ。「イケてる、おじさん」と呼ばないところに、問題の本質がある。「イケてる、おじさん」は、見た目が格好良く、若い女性の恋愛対象になり得る。一方、「かわいいおじさん」は、自分たちにとって、「恋愛圏外の男」であることを前提にしている。その上で、何か一つのことを、一生懸命に頑張っている姿を応援するというものだ。こうした使い分けをする計算高い女が、どうも増えているように感じられてならない。「イケてる、おじさん」となら、肉体関係を持っても良いが、「かわいいおじさん」とは、手も触れたくないという、露骨な差別感情が、明らかに存在するだろう。生涯未婚率が、異常に高くなったのは、女が男の「顔」を品定めし、選別するようになったからだ。どうも、そうした女の醜い本音が、問題視されず、綺麗事ばかりが、取り上げられる世の中になってしまった。「かわいいおじさん」は、恋愛や結婚において、「残念な人」でもある可能性を視野に入れないと、事の本質を見逃してしまうだろう。