孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

 八名信夫 青汁「まずい、もう一杯」強面な悪役とは裏腹に 映画で熊本地震を支える やさしさと思いやり

役者は、映画、テレビで演じる役柄のイメージと大きくかけ離れていることが、自明である。しかし、案外一般の人たちは、そのことに気づいていないことが往々にしてある。特に、国民的な人気を集めたドラマや映画の主役を演じると、実生活でも、そうした人間であると信じられてしまう。虚構の世界では、善人を演じているが、実生活では、真逆で、スッタフに、横柄な態度を取ったり、ファンを無視したり考えられない役者もいる。一方、虚構の世界では、悪人や、薄汚い人間ばかり演じている役者が、実生活では、礼儀正しく、人間的に申し分のない役者もいる。後者のタイプの役者が、今の芸能界では少なくなっている気がしてならない。その代表的な一人として、八名信夫さんという悪役がいる。名前は、知らなかっても、青汁のCMで、「まずい、もう一杯」というセリフで一躍時の人となったことがあるので、顔を見れば、分かると思う。八名信夫さんは、元々は、プロ野球選手であったが、引退後、東映に入社。様々な悪役を演じ続けてきた。実の自分よりも、悪役を演じている時間の方が多いのではないかと思わせるほどに、映画やテレビドラマという虚構の世界に人生を賭けている本格派の役者さんだ。その八名信夫さんが、3年前に熊本地震からの復興に向かう熊本を励まそうと、映画「駄菓子屋小春」を制作した。30年ほど前に、熊本のラジオ番組に訳0年間レギュラー出演した。当時のファン活動を支えてもらったことで、岡山県出身の八名信夫さんにとって、熊本は、「第2の古里」で恩返したい気持ちから映画を製作するようになったそうだ。また、2016年4月の熊本地震の半年後から、被災地を回り、家を失い、ビニールハウスで暮らすお年寄りたちと交流する中で、「苦しみを抱えながら、自分で自分を励まし、笑顔で乗り切ろうとする姿に心を打たれた」という。映画の資金3500万円は自己資金で賄い、一切援助は受けていないというのも凄い情熱である。八名信夫さんが、バラエティー番組に出演すると、非常にやさしい目をされることがある。昔は、悪役を演じる役者は、街で歩いていても、蔑まれた眼差しで見られることも多かった。そうした、厳しい環境を乗り越えて来た、八名信夫さんには、何とも言えない人間的な魅力があると思う。