孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

大石晃子議員 橋下徹に名誉棄損で訴えられる スラップ訴訟は「維新の会」の得意技か?

れいわ新選組の大石晃子議員が、橋下徹から名誉棄損の損害賠償請求訴訟を起こされたことを発表した。大阪地方裁判所から届いたとみられる訴状には、「損害賠償請求事件」と書かれており、原告は、橋下徹 被告は、大石晃子他1名となっていた。「大石あきこの発言が、たびたび攻撃的な表現行為を繰り返している」として、「名誉棄損行為、社会的評価を低下させる行為であり、300万円を支払え」という内容である。典型的な、スラップ訴訟で、非常に悪質な行為だ。橋下徹は、自分が、これまで、メディアにおいて、どれ程に、他者を傷つける、あるいは、社会通念上不適切な発言をしてきたことか。自分の行為を棚にあげて、他者を攻撃するのは、橋下徹の特徴であるが、余りにも目に余る所業だ。橋下徹の数ある暴言の中で、看過できないのは、「慰安婦は必要だった」というものだ。歴史認識以前の問題で、公の場でこうした発言を、臆面もなくすることは、人間性を疑うものである。橋下徹にとって、大石晃子氏は、気に食わない人間なのだろう。橋下徹が、大阪府知事に就任した、2008年の朝礼で、「民間では、始業前に朝礼するのが当たり前、組合が超過勤務って言ってくるなら、勤務中のたばこや、私語を一際認めない」と豪語した。すると、突然立ち上がって、嚙みついたのは、当時大阪付職員であった大石晃子氏。大阪のジャンヌダルクと話題になったそうである。スラップ訴訟と言えば、吉村洋文知事が武富士代理人弁護士の1人であったことは、あまりにも有名な話だ。武富士に都合の悪いことを書く、ジャーナリストの山岡俊介氏、寺澤有氏への執拗な嫌がらせは、悪質で、反社会勢力特有のものだ。寺澤有氏は、警察不祥事を追及する数少ないジャーナリストである。警察官14人が、武富士から約1000枚のビール券を受け取っていた。そしてそのうち、武田三郎警視正ら3名は、武富士への40件以上の犯歴等の個人情報を漏洩していた。また、武田警視正は、武富士から約850件の信用情報を提供されていた。こうした真実を突き止めた、寺澤有氏は、武富士から2億2千万円を請求されることになる。最終的に、武富士らの悪事が露見することになり、寺澤有さんらは、勝訴することになる。若手弁護士として、武富士代理人になっていた、吉村洋文は、何の恥じらいもなく大阪府知事として、綺麗事をのたまっていることは、非常に許し難い。気に食わない人物を300万円の名誉棄損で訴えるのは、卑劣極まりない。橋下徹の暴挙を黙認してきた、メディアの功罪はあまりにも大きい。