孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

武田鉄矢 昔の芸能界の価値観を引き合いに 渡部建を擁護する 時代錯誤な見識

武田鉄矢が、13日放送された、フジテレビ系バラエティーワイドナショー」にゲスト出演した。不倫騒動からの復帰を発表した、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建の報道について、「俺たちが若い頃の芸能界って、結構乱暴でルーズで、不倫だらけの人は逆に尊敬されていた」と発言した。また、千葉テレビのバラエティー番組「白黒アンジャッシュ」で画面復帰することについて、「よかったんじゃないですか。芸人が立ち直っていくのは絶対ネタですよ。物語があります。これからも頑張ってほしい。謹慎の期間がちょうどよかった。お薬として。早ければガツガツしていると嫌われるけど」と渡部建を全面的に擁護した。さらに、昔の芸能界について、「不倫などの手切れ金が安かったってのは、軽蔑されたけど、ポンと出した人は一種の喝采があった。安全を売るだけが芸人じゃないよね。どこか芸人って塀の上を歩いている人じゃないと」などの持論を展開した。まさに武田鉄矢節が炸裂しているが、腑に落ちない。武田鉄矢が言う所の「公序良俗を重んじるのではなく、塀の上を歩く」芸人そのものが、皆無になった。才能もないくせに、偉そうにして、大手芸能事務所に守られて、自分より弱い立場にある、テレビ局のAⅮや後輩のタレントをいじめたりする手合いが多すぎるように思えてならない。昔の芸能界の大物は、反社会的な行動を取るが、人間的な魅力があり、決して、弱いものいじめなど絶対しなかった。渡部建は、多目的トイレで、複数の女性に1万円を渡して、性行為をしたというものである。このスキャンダルは、常識的に考えて、許せる範囲を逸脱していると思う。佐々木希を夫を見守る、やさしい妻に見立て、渡部建の復帰を正当化する、一部のメディアの姿勢には疑問を感じてならない。「多目的トイレで不倫をする」ことをネタにされても、女性などは生理的に嫌悪感を抱き、引いてしまうのではないだろうか。武田鉄矢は、金八先生になって、何でも語りたがる悪い癖がある。中尾彬さんが、「TBSで、中学校の先生役を演じている奴、何だよ」とおっしゃられた噂があるが、非常に納得できる。