孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

日本青年会議所JC 「宇予くん」キャラクターで嫌韓 ネット右翼より質が悪い

2018年2月に、日本青年会議所JCが、Twitter上で、「宇予くん」なるキャラクターと通じて、ネットウヨ丸出しの暴言を連発していた事件があった。内容は醜いものである。「中国と韓国について、日本はこのバカ二国と国交断絶、もしくは、ミサイル攻撃した方がいいど」と戦争を煽り、「共産党の機関紙新聞赤旗に登場した一般の人や購読者に対して、完全に頭がやられているど、これを読んでだまされるのは、ガイキチ」など誹謗中傷を繰り返していた。謝罪はしたが、日本青年会議所の調査報告書によると、「もともとは、個人間での草の根の議論を巻き起こすことができればという願いがございました。」などと弁明している。JCは、中曽根康弘森喜朗麻生太郎石原伸晃萩生田光一などを輩出している。日本青年会議所は、安倍前首相のブレーンの日本会議系の学者らと一体化するなど、近年ますます右派傾向が強くなっている。社会的にそれなりに信用がある人間だけが、所属できる組織となっているがその実態は非常に欺瞞に満ちた組織である。ネット右翼よりもある意味立が悪ように思えてならない。ネット右翼の大半を中年童貞と分析した作家がいたが、これは大間違い。社会的階級に関係なく、ネット右翼は存在している。私の住んでる地域に、日本青年会議所の元会長で、老舗の料亭の社長の男がいる。この男、地元のメディアに出演したりして、顔も広く、社会的に信用されている。しかし、この男の行動を調べてみると、憲法改正を考える勉強会を有志で開いたりしている。Twitterで、外国人労働者を差別する発言であったり、社会的弱者を自己責任で断罪するなど不愉快極まりない。日本の伝統文化を尊重するなど、綺麗事をのたまっている二枚舌には、呆れ果てて物も言えない。リベラルな大手新聞社の地方支局が、この男の会社の広告を長年掲載していたが、いったいどういう神経をしているのだろうか。おそらく、この男の料亭で、新聞記者たちは、忘年会などをして日頃から、深い付き合いがあるのだろう。善人面した悪人は、悪人面した善人より質が悪い。