孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

和歌山県警元警視 自称風俗業の男に「やくざから金借りて返してないこと近所に言いふらして、住めないようにする」と恐喝された事件

2020年10月6日に、和歌山県警は、元警視から現金250万を脅し取ったとして、自称風俗業の男である野中泰明、妻の真知子、息子で会社員の康史の3容疑者を逮捕した。3人は、共謀して、2019年12月29日に和歌山市内の元警視の自宅で妻から250万円を脅し取ったとされている。県警によると、野中泰明容疑者は、元警視に貸した金を巡り、和歌山地方裁判所で調停が成立していた。しかし、野中泰明容疑者は、2020年2月1日ごろ、「わしは、やくざや、元警察官がやくざから金を借りて金返していないことを新聞社や近所の者に言いふらして、この辺に住めないようにするぞ」と元警視を脅した。この事件の裁判の初公判では、野中泰明容疑者は、「互いに普通に話し合っただけで、脅したことはない」と一部の事実を否認したが、脅迫の内容や郵送したことは認め、恐喝と恐喝未遂の成立については争わない姿勢を示した。警察の闇を感じさせる事件である。自称風俗業、やくざと自分で名乗る、野中泰明容疑者は、おそらく反社会勢力の人間であることは間違いないだろう。そうした人物と、元警視が現職中に、極めて親しい関係にあったことは、いったい何を意味するのだろうか。警察官が、暴力団あるいは風俗業者と癒着することはよくあることだ。風俗業の営業申請の許可を握っているのは、警察というのは、おかしな話に思えてならない。本来であれば、保健所の管轄とするべきなのに。手入れの時期などの取り調べ情報を事前に、風俗業者に漏洩する警察官があまりにも多い。そうした警察官は、無料で、風俗で遊んだり、いくばくかの金銭をもらったりしているのだろう。この事件については、元警視が、完全な被害者で、野中泰明容疑者が一方的な凶悪犯のように報道された。誰が考えても、この元警視の責任も問われるべきはずなのに、メディアは警察に都合の良いことしか報道しなかった。初公判でも、一部の事実否認したが、争わない姿勢を示した所に、弁護側の「事なかれ主義」があるように思えてならない。この種の警察の闇を感じさせる事件は、真実を明らかにするべきだ。ますます、警察は何をしても許されるという特権意識の上に胡坐をかくだけだ。