孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

ビートたけし フライデー襲撃の時に 横山やすしの「ひとりで行け どあほ」はけだし名言 トラブル続きで早く芸能界を引退するべき

ビートたけしが、19日のTBSの「新情報7daysニュース」に出演した。13年半にわたって出演した、同番組を卒業する思いを語った。エンディングで、番組から感謝のテロップが流れて、これに、ビートたけしは、「こちらこそありがとうございました」と感謝し、続けて「後期高齢者になって、この番組をもうちょっと頑張ってやろうと思ったけど、体が動かなくなってきました。夜遅いと眠たくなっちゃう」などと語った。番組は、卒業するが、「簡単に、リタイヤしないように、いつまでも、嫌なジジイでいたいと思っています。これからも、よろしくお願いします。また遊びに呼んでください」とあいさつをした。本当に月並みなあいさつで、芸人としての毒が全くない。今日のスポーツ新聞各紙が、ビートたけしが、ニュース番組を降板することを報道していた。それほどに、ビートたけしは、今や芸能界の大御所なのである。しかし、近年トラブル続きだ。まず、自分が映画製作で世話になった、バンダイナムコという会社をDVDなどの映像の版権をめぐって提訴した。これは映画人としては、考えられない振る舞いだと思う。デビュー作の「その男狂暴につき」もバンダイナムコが制作に関わっていて、いわば、北野武監督を世界に知らしめるようになった恩人でもある。その会社をDVDの版権などのお金の事で、裁判沙汰にするのは、いかがなものかと思う。また、最近の北野武映画は、非常にくだらない。「アウトレイジ」なんかも、キャスティングが豪華なだけで、Ⅴシネマの域を超える作品ではない。昨年に、元住吉会暴力団員に襲撃されたが、その時の対応も、腰砕けで、「やくざ映画」を撮って、「凄んでいる人間」のものとは到底思えなかった。ビートたけしと言えば、忘れてならないのは、「フライデー襲撃事件」である。自分の愛人が、フライデーに撮られたという理由で、激怒して、たけし軍団を引き連れて、襲撃するのは、まったくの野暮なことだ。それも、ひとりで、講談社に乗り込んで、抗議するならまだ同情の余地がある。しかし、たけし軍団の団員を何人も引き連れて、襲撃するのは、卑怯未練な振る舞いでしかない。このフライデー襲撃を受けて、横山やすしが言い放った、「ひとりで行け どあほ」はあまりにも有名であるが、これほど的を射た言葉はないと思う。さすが、横山やすしであるが。横山やすしも、タクシー運転手への暴言、暴行。同じく、息子の木村一八のタクシー運転手への暴行という前科がある。ただ横山やすしの場合は、徒党を組まず、本当の意味でのやんちゃな関西芸人と呼べる所があった。晩年は酒に溺れて、若死にした破滅型の人生だった。どうも、ビートたけしにはそうした芸人魂のようなものが感じられない。この人の知性が邪魔をするのかもしれない。