孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

非モテは自己責任か? 「男性の顔を商品化しても」黙認される社会 結婚できないことによって背負うリスクは非常に大きいと思う

生涯未婚率が、異常なまでに増加した。特に、男性が女性より数値が高い。「ライフスタイル」が変わったために、「結婚」という制度に若い人たちが、固執しなくなったと言われる。しかし、これは、形式的なことで、問題の本質を隠蔽する以外の何物でもない。生涯未婚率がこれほど、増加した原因は、行き過ぎたルッキズムが社会を支配しているからだと私は思う。恋愛や結婚において、「モテ格差」が広がってきている。「結婚」どころか「恋愛」すらできない所謂「非モテ」の存在だ。恋愛や結婚において、女性が最大の選択肢とするのは「顔」であるからだ。私の親の世代。団塊の世代は、色んな部分を異性から見てもらうことが出来た最後の世代である。バブル景気以降、女性たちが、街で一緒に歩くのに、「恥ずかしくない顔」を男性に求め始めた。様々な統計において、女性にアンケートを取って、「男性のどういう所を重視しますか」というものがある。「優しい人」「話が面白い人」など様々な要素が列挙される。そのために、女は、「顔で男性を選ばない」という風に世間の人は騙されてしまう。このようなアンケートに本気で答える訳はなく、本心では、「男性の顔」しか眼中にないのが、悲しいかなイマドキ女子なのである。外見しか重視しない結果、離婚率が35%になっている。この数字は、驚くべきもので、3組に1組は離婚していることになる。最近は、フェミニズムが違った形で社会に浸透している。選択的夫婦別姓、シングルマザーに対する手当、女性政治家の割合などをいたずらに喧伝する。はっきり言って、最優先事項ではないと思う。問題にするべきことは、「男性の顔」が商品化されていることだ。「男の顔」を品定めする。「不細工な男」は、たとえ純粋で、本当にやさしい心の持ち主であっても、「残念な人」として恋愛圏外に追いやられてしまう。一方、性格が悪いのに、「イケメン」というだけで女性からちやほやされる。「男の顔」を品定めすることは、明らかに性差別なのに、フェミニストたちは、黙認している。いやフェミニストは、むしろそうした差別に加担しているのではないか。朝日新聞を読んでいて酷いと感じるのは、選択的夫婦別姓についてばかり紙面を割いていることだ。妻とは別の姓を名乗るかどうかなど、贅沢な悩みではないかと思う。朝日新聞の視点には、結婚できない「恋愛弱者男性」の存在が視野から欠けている。想像力の貧困として何といえようか。「恋愛弱者男性」は、異性から相手にされないため、自らの「男性性」を確立できないまま、負のスパイラルに陥っていく。これは、深刻な問題ではないだろうか。「男性蔑視」がまかり通っていることは、絶対許せない。