孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

新山千春の熱愛報道に見る 10組に1組はマッチングアプリで結婚する時代 令和の恋愛は何と軽々しいことか

新山千春が、マッチングアプリで、20代の男性と真剣交際していることが報道された。新山千春には、今年16歳になる娘がいるそうだが、交際相手の男性と大して年が変わらない。マッチングアプリで出会い、どこが、真剣交際なのかと言いたくなる。リクルート・ブライダル総研の婚活調査によると、ネット婚活サービスを通じて結婚した割合は、2020年は、婚姻者全体の11,1%で、2019年の6,3%から倍増した。つまり、10組に1組は、ネット上で出会い結婚していることになる。恋愛事情に詳しいライターの日々野雨さんは、「新型コロナで、出会いが減った分、中高年のマッチングアプリに対する抵抗感も薄くなっている」としたうえで、「一昔前で、合コンで、出会ったことが言えず、友人の紹介でとごまかしていたように、アプリで出会ったと明かすには、気恥しさが勝っている。だから、実際は、マッチングアプリ婚の実数は、もっと多い可能性がある」と指摘する。1年で、ネット婚活サービスを利用して結婚した割合が2倍近くになるというのは驚きである。コロナだけが原因ではないと思う。ネットで物を買うような感覚で、異性の交際相手を見つけるようになってきたのではないだろうか。かつては、交際までに至るプロセスを重視する男女が大半で、まして、結婚となると非常に慎重になったものである。しかし最近は、交際相手を選ぶのも、買い物と同じ感覚になっていて、軽い感覚でマッチングアプリに登録して、出会いを求めるのだろう。マッチングアプリで、結婚にまでこぎつける者は、やはり、リアル婚でも勝者だと思う。マッチングアプリに登録しても、大半の男は、様々な条件をクリアーできないで脱落していく。女の方は、それほど条件を求められないのが、「イマドキの恋愛」である。顔と年収の両方を求める、エゴイスティックな女が多すぎる。いったい自分は、何様なのかと言いたい。マッチングアプリで、大損するのが圧倒的多数の男性ではないだろうか。マッチングアプリを運営する会社が丸儲けしていることに、男たちは、気づくべきだ。新山千春が、一般男性とマッチングアプリで交際し始めたから、「自分も、タレントと出会えるかも」という妄想を抱く、小金を持った男が少なからずいるだろう。しかし、宝くじに当たるより難しいことだと思う。恋愛や結婚が、軽々しくなってきているのは嘆かわしいことだ。