孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

創価学会を茶化した社員がいた四国放送 「日曜懐メロ大全集」は極左番組 司会の81歳梅津龍太郎さんの映画への賭ける情熱は本物

昨年の12月に、四国放送の公式Twitterで、創価学会を皮肉る投稿をしたことが、一部ネット上で話題になった。その後、この社員は、解雇された。会社としても、相手が創価学会であったので、この社員を辞めさせざるを得なかったのだろう。私は、関西に住んでいるが、ラジオのスイッチをつけると、何故か、四国放送が一番鮮明に聞こえる。四国放送など、世間的に認知されていないが、非常に面白い放送局である。徳島県に拠点がある放送局であるが、四国のみならず、関西圏にまで電波が届くため、関西人のリスナーも多い。今は、ラジコプレミアムがあり、全国どこの放送局の番組も聞ける時代ではあるが。四国放送の中で特に、傾聴に値するのは、日曜日に放送されている、「日曜懐メロ大全集」である。この番組は、昭和52年に開始して、今年で45年目になる長寿番組である。司会の梅津龍太郎さんは、番組当初から現在に至るまで司会を続けてこられた。企画が大変ユニークである。梅津龍太郎さんが大の映画ファンで、東京から映画関係者をゲストに呼び、映画について熱く語ることがある。最近では、植木等特集を組み、植木等の最後で弟子や、植木等研究家で本まで出版したという人まで、ゲストに呼び、延々と植木等について語り合うというものであった。また、この番組の特徴として、思想が極端に偏向しているのだが、全く不快なものを感じさせないのである。一言で言えば、オールド左翼。イマドキの政治批判とは格が違う。おそらく、梅津龍太郎さんが、政治や社会問題に対して純粋に怒り、その言葉に重みや説得力があるからだと思う。梅津龍太郎さんは、関西テレビのカメラマンなどを経て、ラジオパーソナリティーになられて、徳島では、文化人のような方である。地方放送局で、これほど画期的な番組は、珍しいのではないかと思う。関西のラジオ番組を聞いていても、少しも面白くない。MBSの「こんちはコンちゃんお昼でしょ」など、近藤光史が、わめいているいるだけで、聞くに耐えない。「相席食堂」に出で、赤っ恥かいて当然である。四国放送の梅津龍太郎さんの映画への思いは、ただならぬものがある。評論家などからしたら、梅津龍太郎さんの映画談義など取るに足らないものかもしれない。しかし、81歳になって、日本映画の行く末を危惧されている人は、梅津龍太郎さんをおいて他にはいないと思う。