孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

ナルシストな男が多すぎる 自分のことをイケメンと思い込む 「男は黙ってサッポロビール」は遠き昔のこと

先日、電車に乗っていて、隣にいた大学生のカップルの話を聞いて驚いた。男の方が、一方的に、「自分は、誰よりも、格好良い」と話しているのだ。男の顔を見ると、イマドキの若い大学生で、どこにでも居る感じで、誰が見ても特別に格好良いとは思えない容姿なのである。この2人は、カップルであるが、女の方も馬鹿みたいな話を延々と続けて、電車を降りていった。私が大学生だった、20年前に、そこまで酷い、ナルシストな男子大学生は存在してなかったと思う。隔世の感があるが、よくよく考えると、巷には、様々なタイプのナルシストな男が見受けられる。「イケメン」ではないが、「イケメンもどき」ほど、ナルシストな行動を取る感じがしてならない。そもそも、今の社会で「イケメン」と認知されている、「男の顔」を私は、格好良いとは思えないのだ。自分が、「不細工」だから、被害者意識でそういうことを言うのかと反論があるかもしれないが、全く違う。「イケメン」という言葉が、社会に浸透し始めたのは、2000年前後である。ちょうど、私が、大学に入学した年が、2000年度であった。その頃からの「イケメン」と呼ばれる「男の顔」が全く変わっていない。まず、中性的で優しい顔。あくまでも、「男くさい顔」や「濃い顔」は、「イケメン」から除外される。端正であるが、どこか古風な顔は、「イケメン」に分類されないことが不思議でならない。「イケメン」は、女子の欲望によって恣意的に作られらものでしかないのではないだろうか。つまり、女子の言うことを何でも聞いてくれる、自己主張のしない、大人しくて、「女の子のような顔をした物静かな男」が、イケメンに該当する。こうした風潮の裏には、やはりフェミニズム的思潮が社会を席巻しているからだと思う。また、ナルシストの男に、筋肉美に酔いしれる馬鹿がいる。彼らは、ジムに通っているので、それなりの筋肉はついている。しかし、実践の喧嘩になれば、使いものにはならないだろう。ボクシング、空手、柔道、ラグビーを本格的にやっている者に、秒速で「ボコられる」だけである。互いの容姿を格付けし合うのは、女から男に変わった、不思議な社会に突入したものである。