孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

小川淳也「なぜ君は総理大臣になれないのか」を高校教師が授業中に見せる 自ら主役を務めた映画を使う選挙活動は大いに疑問を感じる

小川淳也氏は、「なぜ君は総理大臣になれないのか」というドキュメンタリ―で一躍有名になった。2021年の選挙において、香川1区では、平井卓也氏を破り当選した。今回の選挙の勝因は、「なぜ君は総理大臣になれないのか」が世間に注目されたことに尽きるだろう。平井卓也氏は、地元の名士で、祖父、父とも、大臣を務めたことがあるという、サラブレッドである。小川純也氏は、「高松のパーマ屋の息子」と庶民派を気取っているが、東京大学を卒業し、自治省に入省した、エリートである。この辺に小川純也氏のあざとさを感じてならない。庶民派を気取って、好印象を与えようとするのは、底が浅い行為である。「なぜ君は総理大臣になれないのか」を巡ってある問題が生じたが、あまり話題にならなかった。高松市内の県立高校の30代の教諭が、7月から9月にかけて、授業中に、「なぜ君は総理大臣になれないのか」を3年生の世界史の授業で見せていたことが判明した。県教委は、教育基本法が定める政治的中立性を逸脱すると不適切な教材に当たるとし、保護者説明会を開き、直接謝罪するなど異例の対応を取った。県教委によると、「なぜ君は総理大臣になれないのか」を世界史の授業で、3年生の2クラス約70人に見せたという。世界史の授業で、「なぜ君は総理大臣になれないのか」を見せる必要があるのか。公私混同も甚だしい。リベラル派は、小川純也氏を高く評価するが、私は、好きになれない。どういう経緯で映画を作るようになったかは知らないが、自分が主役のドキュメンタリーを知り合いに作らせるという行為そのものが、政治家としてふさわしいものとは言い難い。自己愛の強い、ナルシストなのだろう。また、小川淳也氏は、家族をメデイアに露出させることが大変好きなようだ。朝日新聞の政治家の家族たちという連載の中で、妻と25歳と23歳の娘が写真入りで出てきて、小川淳也の事を褒めちぎっている。企画した朝日新聞も、とうとうここまで来たかという凋落ぶり。馬鹿馬鹿しくて物も言えない。いつから政治家は、芸能人になったのだろうか。