孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

睾丸の大きさでリベラルになる トンデモ科学者で「正論」のメンバー 竹内久美子 染色体で男系天皇の必要性を説くいかがわしさ

竹内久美子という作家がいる。この人は、「正論」のメンバーであり、皇室問題について発信しているが、馬鹿馬鹿しいほどの低レベルなもので、とても生物学を学んだとは思えない、「トンデモ」学説を披歴している。昨年に伊勢新聞政経懇談会で竹内久美子は、次のように発言した。「女の性染色体が、数世代で薄まる」のに対して。「男の性染色体は、ほぼ変化せず受け継がれていく」。それゆえに、皇室においても、「神武天皇から受け継ぐ男系天皇でつないできた意味」指摘した。そして、「GHQが、11の宮家を廃止したが、宮家は、皇室の危機を支えるために存在した。安定的な皇位継承には、旧宮家皇籍復帰が一番である」と主張した。保守派は、女系天皇が気にいらないために、旧宮家皇籍復帰を唱える。竹内久美子もその一派であるが、染色体の私見はとても科学者のものとは思えない。竹内久美子は、似非科学のようなことを数多く著書の中で書いている。挙げれば枚挙に暇がないが。その一例として、薬指の長さに対する、人差し指の長さの比が低いほど、男はモテるそうである。また、睾丸のサイズが小さい男は、リベラルな思考の持ち主になるという。竹内久美子に限らず、保守と似非科学は密接不可分な関係にあることは紛れもない事実である。産経新聞を読んでいると、そうした記事をよく見かける。ウルトラ保守派は、どうやら物事を筋道立てて、論理的に考えることが苦手なのではないだろうか。そのため、単純な思想を崇拝して、自分たちと相いれない立場の人間を徹底的に糾弾する。最近「秋篠宮」というくだらない本が出版されて話題になっている。著者は元毎日新聞の記者である江森敬治。この本をについても、竹内久美子は批判しているが、その論点がずれている。私も、「秋篠宮」という本は、絶対許せない本であると感じている。眞子さまと小室圭さんの結婚について、悩み、苦しむ秋篠宮さまもひとりの人間であって、私たち庶民と何ら変わらないということを言いたいだけのものに終始している。小室圭さんの母親の小室佳代さんの金銭問題や反社会勢力との関係などに全く触れずして、「本当の皇室問題」に言及したことになるのか甚だ疑問だ。皇室ウオッチャーである成城大学の森暢平も毎日新聞の元記者である。毎日新聞の記者の劣化も甚だしい。「正論」のメンバーである竹内久美子も、リベラル派の人間も誰ひとりとして、眞子さまの結婚問題の核心について言及できていない気がしてならない。