孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

プーチン大統領を呪い殺そうと わら人形に五寸釘で逮捕された72歳の男 予測不可能な行動を取る心理

千葉県松戸市で、神社の御神木に、ロシアのプーチン大統領の顔写真を貼りつけたわら人形を打ち付けたとして、市内に住む72歳の男が逮捕された。事件が発生したのは、5月19日のこと。男は、松戸市内の三日月神社に侵入して、プーチンの顔写真を貼り付わら人形を五寸釘で境内の御神木に打ち込んだ。逮捕容疑は、建造物侵入と器物損壊である。呪いによって人を殺そうとする行為を刑法の教科書などでは必ず「不能犯」と説明している。周辺の神社では、同様の被害が10件以上発生していて、警察は余罪を調べている。容疑者の学生時代の友人は「すごくいい人なんだよ。ニュースで逮捕されたと聞いたの間違いではないかと思ったほど。でもカメラに写っていた顔を見たら本人で、びっくりした」と発言している。容疑者の男は、大学を卒業して、大手の上場会社に就職して、数年前に退職した。学生時代には、キリスト教会に熱心に通っていたという。背景に思想的なものがあったにしても、容疑者の取った行動は不可解である。プーチン憎しでも、普通のまともな人間であれば、このような馬鹿げたことは絶対しない。テレビの報道を見ると、友人らが言うように、温厚な感じのする初老の男という感じだ。その外見からは到底このような愚挙に出るようには思えない。そこに人間の心の闇を見る気がする。神社の中に勝手に入って、何かをしていれば、怪しまれて、警察に通報されることを意識しなかったのか不思議でならない。また、どんな小さい神社でも、防犯カメラが設置されている時代であり、すぐに逮捕されることぐらい子供でも分かるはずである。容疑者の男は、大手の上場会社に勤務していたというのだから閉口してしまう。ロシアのウクライナへの侵攻に対して、何らかの問題意識があれば、ネット上で自らの政治的見解を公開すれば良いのではないだろうか。エリートサラリーマンであった72歳であれば、そのくらいの事は出来ると思う。暴走して予測不可能な行動を取る人ほど怖いものはないと思う。