孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

SNSでチャラついた芸能人の猿真似をする人たち 思考停止社会 一億総白痴化が進んでいる

SNSで誰もが、自己発信できる時代になった。それはそれで、普通の人が、自分の考えを表明できるという点においては、大変良いと思う。しかし、大半のものが、粗製濫造で、まともなものがない気がする。特に酷いのは、フェイスブックやインスタなどで、写真をアップしている人たちである。芸能人が、SNSを使うようになったのは何時の頃からだろうか。かつては、芸能事務所を通して、メディアに自らに起きた重要なことを発表していた。しかし、最近は、SNSで直接的に公表する芸能人が増えてきた。これでは、芸能リポーターの仕事が減るのではないだろうか。また、自分の私生活を撮った写真をアップする芸能人があまりにも多い。有名なところでは、市川海老蔵などがそうだろう。ただ、芸能人が、せこいのは、好感度を上げるものばかりを世間に見せつけて、自分の都合の悪い部分は隠すということだ。市川海老蔵は、1日に何回もブログを更新している。全く、中身の伴わないものばかり。週刊誌に、不倫スキャンダルを報じられたが、懲りもせずに、自分の子供をだしにして、ひたすらブログを更新続けている。まだまだ、呆れ晴れた芸能人がいるが、多すぎて書けない程だ。芸能人ではない、一般の人たちもそうし傾向が強くなってきている。「インスタ映え」は、もう古い言葉かもしれないが、「自分が、美人である」ことに酔い痴れている女子たち。写真などの技術が進歩して、実物よりは、100倍良く撮れるようになった。それでも、芸能人の水準に達していない。本人は、自己満足して、幸福を感じているのだから、おめでたい人たちである。社会そのものが軽くなってきているように、私は思えてならない。かつて、評論家の大宅壮一が、「一億総白痴化」という言葉で、テレビを低俗なものとして断罪した。それと似た現象が起きているのではないだろうか。SNSでも、5ちゃんねるよりもツイッターの方が影響力がある。2000年代初頭は、2ちゃんねるが主であったが、現代は20年前のような勢いがない。「便所の落書き」「書き込んでいる人が、根暗である。」などのイメージがあり、個人的に好きになれない。しかし週刊誌よりも裏ネタを知り得ることができる利点もあった。「2ちゃんねる的」な閉じられたネット空間で、「一つのテーマ」を掘り下げていくより、Twitterで、方向性の定まらない意見を拡散させていくのが、トレンドなのだろう。いずれにしても、物事を深く考えず、自己顕示欲を満たすためにSNSを使う人が増えている気がしてならない。