孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

輩・ゴロツキ・チンピラもどきが跋扈する社会 厚顔無恥な人間に負けないメンタルを持つのは難しい

いつの頃からか日本人は、変容してしまったように思えてならない。公共の空間でも、他者の存在を配慮せずに、傍若無人な態度を取る輩、ほんの些細なことで人を殺してしまう輩。例を挙げれば枚暇がないないぐらい私たちが生活している周囲に、輩があまりにも多い。輩という言葉は、関西限定の言葉かもしれないが。私が好きでない「5ちゃんねる」で言う「DQN」に該当するだろう。ただ、5ちゃんねるの中で使用されている「DQN」は、外見でいかにも不逞の輩であることが分かる人たちである。例えば、ヤンキー風のカップルであったり、チンピラといったある種の記号的な要素を兼ね備えている。最近は、社会的階層が高い謂わば「エリート層」にも、「DQN」が増えてきたことが問題であると思う。彼らは、一見して紳士に見えるが、その内実は、とんでもない輩である。それなりの教育を受けて、一流大学を卒業して、有名企業で働いているのに、「良識」を持たない。特に「社会的弱者」が置かれている状況が全く分からないどころか、分かろうとしない。「他者への想像力」を持ち合わせていない。利己主義丸出しの冷たい人間でしかない。このような輩が、社会のトップに立って、政治を動かしているのだから、あまりにも絶望的だ。コロナ渦で、マスクを巡るトラブルが世間を賑わした。くだらない喧嘩で終始せずに、刑事事件にまで発展するということが続発した。昔であれば考えられないことである。昔も、些細なことで、人は喧嘩になった。しかし、相手を殺すまでいかず、自制心を持ち、己の心を制御することができた。最近は、そうした良心を持たない人が増えてきている。ひきこもり、うつ病で自殺する人たちは、自己主張できずに、そうした輩に屈してしまうからではないだろうか。これからの時代を生き抜くには、輩に負けないメンタルを持つ必要があるように思えてならない。特に、勉強ができるが繊細な子供は、いじめの標的にされやすい。そのためには、「あつかましさ」「鈍感さ」のようなものを身につけさせてあげるのが一番だと思う。