孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

安倍晋三元首相襲撃 「森友加計学園」「桜を見る会」「やじ排除」そして暴力団工藤会を使った「ケチって火炎瓶」これらの問題がうやむやに民主主義への挑戦という倒錯した論理

 

togetter.com

 

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奈良市内で選挙の演説をしていた安倍晋三元総理が、男に銃で襲撃されて死亡した。容疑者の男は、山上徹也41歳。2002年から2005年まで自衛隊で勤務していた。安倍元総理大臣に対して不満があり、殺そうと思って狙ったと供述する一方、元総理の政治信条への恨みではないと供述している。twitterを見ていると、ほとんどの者が、安倍晋三氏を急に賛美し始めていることに、私は、戦慄を覚えた。挙句の果てに、左翼の犯罪と決めつける手合いがいることにも怒りを感じた。暴力で政治家を襲撃する事件は、戦後から今日に至るまで数多くあった。しかし、今回の安倍晋三襲撃事件は様相が全く異なってくるのではないか。天皇制について言及して、右翼から襲撃されたといったものがあった。「天皇制」というタブー視されたものに言及したための報復であった。しかし、今回の安倍晋三という巨大な権力を持った人間が、襲撃されたという点では、いささか事情が異なってくるように、私は、思えてならない。安倍晋三元総理は、数多くの疑惑を持っていた。「森友加計学園」、「桜を見る会」「やじ排除」そして「ケチって火炎瓶」である。「森友加計学園」「桜を見る会」は、国会で取り上げられ、国民の周知する所である。「やじ排除」は先日裁判で若い人たちが勝訴した。しかし、「ケチって火炎瓶」は、メデイアが封印した大問題である。1999年4月の下関市内の選挙で、安倍晋三の秘書だった佐伯伸之氏は、小山佐市に対立陣営に対する選挙妨害を依頼した。ところが、報酬を値引きしたため、小山佐市は、激怒した。そして、小山佐市は、知人の「工藤会」系高野組高野基に依頼して、安倍首相の自宅や事務所を火炎瓶で襲撃させた。これが、「ケチって火炎瓶」のあらましである。山岡俊介寺澤有氏の2人のジャーナリストが、13年の懲役を終えて出所した小山佐市への3時間のインタビューを行い、安倍事務所と小山佐市が交わした確認書や願書計3通を公開して、たちまちネット上で話題になった。寺澤有氏は、Amazonkindleで、「安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の確認書」という本を出版した。その寺澤有さんのtwitterが凍結された。それも訳の分からない理由で。おそらく、圧力がかかったのだろう。「ケチって火炎瓶」については、メディアは一切報じなかった。山本太郎氏が、参議員内閣委員会で、安倍首相に直接質問しただけである。安倍首相の数ある疑惑で、これほど看過できないものはない。野党とメデイアは、「民主主義に対する挑戦」と美辞麗句でこの安倍晋三元総理の襲撃事件を論じることは、おかしいのではないのかと言いたい。民主主義が機能してるとは思えない状況で、都合の良い時にだけ「民主主義」という大言壮語の言葉を持ち出してくる。私には、倒錯した論理にしか思えない。