孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

舞の海秀平 月刊「Hanada」にも投稿 日本会議の関連団体の代表発起人 穏やかなイメージと裏腹に極右的思考の持ち主

舞の海秀平と言えば、小柄でありながら特異な小技で相手を倒す相撲取り、穏やかな性格の解説者というイメージが定着している。しかし、私は、どこか世間で善人とされている舞の海秀平に胡散臭いものを感じてならない。調べて見れば、舞の海秀平は、月刊「Hanada」という雑誌に頻繁に投稿していて、極右的な持ち主であることが分かった。月刊「Hanada」の売れ行きは、非常に良く、いかに極右的思考がもてはやされる時代であるかを証明している。舞の海秀平は、2014年の4月28日に「昭和天皇と大相撲」と題し、記念講演した。その時に発言したことを「週刊金曜日」は問題視したが、後に何ら問題のある発言ではないという意見が数多く寄せられた。そのためか、後に「週刊金曜日」は、誤解を与えたというお詫びの文章を掲載した。その時の舞の海の発言は、次のようなものであった。「外国人力士が強くなり過ぎ、相撲を見なくなる人が多くなった。NHK解説では言えないが、蒙古襲来だ。外国人力士を排除したらいいと言う人がいる」と語ると参加者から、拍手が湧いた。日の丸を持った手にした男性が、頑張れよと叫び、会場は、排外主義的な空気になった。さらに、舞の海秀平は、「天皇相撲の再開が必要だ。日本に天皇がいたからこそ、大相撲は、生き延びてこられた。天皇という大きな懐の中で生かされていると感じると、皇室の安泰」と結ぶと、大拍手が起こった。「日の丸持った」男性を喜ばせるような発言をすること自体、いかがなものかと思う。また「天皇陛下万歳」とダイレクトに発言していて、「猛攻襲来」などと時代錯誤の言葉を口走るのも、舞の海秀平がいかに極右思想の持主であるかを物語っている。日本会議の関連団体である「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の代表発起人を務めている。もちろん憲法改正者であり、事ある事に「憲法改正」の必要性を説いている。温厚なイメージと裏腹に、極右思考の持ち主であることはあまり知られていない。こうした人物が、人気があるのはいかがなものかと思う。