孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

関西ローカルで放送された 島田紳助司会の「クイズ!紳助くん」初代MCには藤原紀香 面白過ぎる番組で島田紳助の才能はやはり凄い

かつて、朝日放送で1993年から2011年まで月曜日の深夜に放送された「クイズ!紳助くん」という番組があった。「なにわ突撃隊」という吉本の若手芸人たちが、体当たりのロケをするといった内容である。今のような「しゃべり」がメインではなく、文字通り「命がけで」ロケに臨むという番組のコンセプトは凄かった。「なにわ突撃隊」には、まだ売れていなかった頃のブラックマヨネーズとココリコ、長原成樹、その他数多くの芸人たちがいた。中でも、私が好きだったには、「パンチみつお」という島田紳助よりも年上の芸人。パンチみつおは、関西でも知らない人が大半であるが、黒沢年雄と「近江住宅」のCMに共演していると言えば、分かるのではないだろうか。島田紳助と、売れない芸人の集団「なにわ突撃隊」とのやり取りが非常に面白かった。どこか「早くお前も売れる芸人になれよ」という愛情のようなものが端々に感じられた。ライバルである明石家さんまとの違いがそこにあるのではないかと、私は思う。明石家さんまの場合は、「自分が一番面白い」という傲慢さがあり、売れない芸人のことなどどうでも良いのである。「クイズ!紳助くん」に出演していた一人に、土建屋よしゆきという人物がいた。ただの素人だが、島田紳助の学生時代の友人である。本業は、土建屋をしていて、「クイズ!紳助くん」以外にも関西テレビの「紳助の人間マンダラ」という番組にも出演していた。土建屋よしゆきは、非常に面白く、イマドキの吉本芸人よりよほど「お笑いのセンス」があった。残念ながら、2014年に58歳の若さで亡くなっている。「クイズ!紳助くん」の初代MCは藤原紀香であるが、今は、大女優になったつもりで関西ローカルのお笑い番組に出演していた過去など隠したいのではないだろうか。私の中で最も印象に残っている企画は、種田山頭火が放浪した場所をたどるという超過酷なロケである。最近のテレビ番組は本当にくだらない。昔は、関西ローカルで非常に面白い番組が数多くあったが、絶滅してしまった。島田紳助は、不祥事を起こしてしまったが、その才能は本物である。