孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

1日30分のランニングを毎日続ける 「ひきこもり」なのにストイックな私 身長173㎝体重72kgで、少し太っただけなのに親に罵倒されて走り始める 女性は「ぽっちゃり」でも需要がある

ひきこもっていると、運動不足になりがちである。私は、高校生の時は、空手と10キロのランニングを習慣にしていて、割と体育会系であった。しかし、大学を卒業して、ひきこもり始めた頃から、運動を辞めた。ひきこもりと言っても、世間がイメージしているような、「一日、暗い家の2階で、家族と顔を合わさず、食事を運んでもらっている」というひきこもりではない。どちらか言うと、「ニート」に近いひきこもりである。運動を辞めたのは、若い頃のように、人生に希望を持てなくなったためだ。高校生から大学生の頃までは、まだ「それなりに人生に展望がある」と思っていて、運動も続けていた。しかし、様々な不運が積み重なり、押しつぶされていった。自分の人生に限界を感じたというのか、とにかく空虚さで、何もしたくない。まして、大学時代に色々なアルバイトをしたが、どれも上手く行かなかった。そうした経験の積み重ねが、私をひきこもりにさせたのだろう。2年ほど前、親に、「太った」と罵倒されたことを契機に、私は、14年ぶりに運動を始めた。周りの知人に聞くと、「誰一人、太っていない」と言う。確かに、私は、「デブ」ではない。身長173㎝に、体重72kg。BMIを調べると、少しオーバーしている。しかし、見た目には、全然「デブ」ではない。「働かないで、ご飯を食べている」ことが気に食わないので、親としては、「太った」と罵倒したのだろう。親元を離れて、生活保護を受給する手立てもあるが、少なくとも、「一戸建ての家」があり、条件の悪い、住居環境に住む事を考えると、生活保護受給に躊躇しているところである。「見た目」を過剰に気にする私は、その日から、1日30分のランニングを雨の日も休まず、ほぼ2年間続けた。結果は、体重65kgにしか減らない。これだけ、大量の汗を絞りだしても、10kgも痩せない。「ランニングダイエット」は、全然効果がないということだ。私は、完璧主義者である。「少しでも、均整の取れた体形を維持しなければならない」という強迫観念にとらわれている。その根底には、「モテたい」という欲望があるからだと思う。女子の場合、太っている「ぱっちゃり」でも需要があり、努力して、痩せようとしない。過剰に体重を気にする人間は、「摂食障害」になるのだろう。相撲取りを除いて、男のデブは馬鹿にされるという社会は理不尽ではないかと思う。