孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

長崎県警の「ネズミ捕りに抗議する」竹下周志さんは「危ない人」か それとも警察組織に挑む 勇気ある告発者か?

竹下周志さんという人物がいる。元は、警察の情報提供者だったという。しかし、長崎県警に犯罪をでっちあげられて、裁判沙汰までなり、警察に反旗を翻した。2012年竹下周志さんは、84歳の父親、64歳の姉と3人で、拳銃を狙った違法な見込み捜査に端を発する人権侵害を受けたとして、長崎県警を相手取り、1200万円の損害賠償を請求する訴訟を長崎地方裁判所に提起した。1995年6月竹下周志さんは、女性2人を殴打したとして暴行容疑で長崎県警大浦署に逮捕された。竹下周志さんの父、姉3人の自宅が家宅捜査されて、その後竹下周志さんは女性1人に対する暴行罪で起訴された。無罪を主張したが、福岡高等裁判所で罰金10万円の刑が確定する。もう1人の女性に対する暴行罪は、不起訴処分であった。訴状によると、竹下周志さんに恨みを持つ大浦署の捜査協力者が、被害者とされる2人に対して、「金を貸してやるから、竹下を加害者とする被害届を警察に指示した」。大浦署は、「竹下が、拳銃を所持し、覚醒剤を使用し、大麻まで栽培しているらしい」と虚偽の説明をしたという。その後、大浦署は、協力者に騙されたことに気づいた後も、竹下周志さんが有罪になるように、証拠を捏造し、送検したという。非常にややこしい事件である。竹下周志さんもかつては、警察の協力者であった。そのことを考えると真偽定かな部分を把握するのは難しい。ただ一つ言えるのは、「警察の暗部」を象徴していることだ。この事件の担当弁護士は、清水勉氏と堀敏明弁護士。清水勉弁護士は、警察組織の病巣に詳しい弁護士である。清水勉弁護士は、「1995年に国松孝次警察庁長官が銃撃された。警察は、拳銃の押収に躍起になった。現場の警察官にノルマをかけ、暴力団と裏取引して、拳銃を提供するという違法な行為が横行した。その流れで、竹下周志さんは、犯人にでっちあげられた」と指摘する。北海道警察の「やらせの拳銃事件」がその最たるものだ。竹下周志さんは、「私が、逮捕されてから、女性の1人が被害届を取り下げ、もう1人の女性については、暴行の事実がないことを知っていた」そして、「おまえも娘が社会に出られないようにしてやる」と自白を強要されたと言う。この事件は、本当に「警察の暗部」を映し出していると思う。 

 

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