孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

「国葬反対」と焼身自殺を図った70歳代男性 「テロ」ではなく命を賭した行為は評価されるべき 日和見的態度で「国葬反対」と言う烏合の衆とは一線を画す

21日午後6時50分頃東京都千代田区霞が関の路上で、男性が火に包まれていると110番通報があった。近くには、首相官邸や国会議事堂がある場所である。男性は、全身にやけどを負って病院に搬送されたが意識はあり、「自分で油をかぶり、火をつけた」と話している。安倍晋三前首相の「国葬」について、「私個人は、断固反対」と書かれた紙が現場に残されていた。男性は、70歳代で、警視庁は経緯を調べている。警護に当たっていた警察官が1人軽いけがをした。現場からは、油を入れたとみられる焼けたペットペットボトルのようなものが発見された。「国葬」までは、1週間を切り、警視庁は、警備に当たる警察官を増員して、警戒態勢を強いている。この70歳代の男性の行為を「テロ」と呼んだり、否定的な意見が多い。しかし、私はこの70歳代男性の行為は、もっと評価されるべきものだと思う。何故なら、命を賭して、「国葬反対」と訴えたからである。はっきり言って、「国葬」についてはもう関心がない。やろうが、やるまいが、私個人の人生に全く関係ないからだ。デモを組んで、「国葬反対」と烏合の衆のように、叫んでいる人たちに違和感を感じてならない。国民の大半が、「国葬」に反対という状況で、そんなことをして一体何の意味があるのかと思う。しかも、警察官に逮捕されないような自分たちの身の安全をあらかじめ確保して。それに比して、この70歳代の男性は、「国葬反対」と命を賭して行動した。右翼思想あるいは左翼思想いずれの立場であっても、その行動原理は終始一貫している。私が、許せなかったのは、三浦瑠璃のコメントだ。三浦瑠璃は次のようにコメントした、「警察官の方々は、お怪我は大丈夫でしょうか。さぞかし大変だったと思います」「焼身自殺を図ったとされる男性の真意は分かりませんが、もっと命を大切にしてほしいです」と。警察官たちの身の安全を気にする。そして、「真意がわかりません」とのたまう。これほど、真摯に「国葬」について向きあい、焼身自殺を図った70歳代男性を冒瀆する発言はないと思う。口舌の徒が多い世の中で、命を賭して、「国葬反対」と訴えた70歳代の男性に対して冷ややかなのが今の日本社会だと考えるとやり切れない。