孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

村田兆治 羽田空港で女性検査員に暴行 あまりにも軽率 モデルになった「地団駄」を歌った河島英五が泣いている

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23日に、村田兆治が、羽田空港で女性検査員を押して暴行容疑で逮捕された。村田兆治は、25日に北海道で開催された野球イベントへの移動のために訪れていた。イベント関係者は、「昔から気難しい面があり、過去には、トラブル発生で同行者が仲裁に入り、事なきを得たことがあった。今回は、止める人がいなかったために事件が起きた」とかたった。村田兆治を擁護する人がいたが、やはり日頃から「キレやすい人」だったのだろう。釈放されて、村田兆治は、「女性への謝罪」と「子供への裏切り」をしきりに口にしているという。そして、「もうすぐ、73歳。75、6歳で辞めようと思っていたけど、人生に引退はない。子供たちのために80歳まで頑張る。老体に鞭を打って、骨が折れるかもしれないけど、野球界への恩返しを続ける」ことを誓った。良くも、きれいごとを言えたものかと腹が立つ。世間に向けて、自分がしたことは、一様謝罪はする。しかし、本心ではない。それどころか、自分を美化するようなことを言っているのは許し難い。村田兆治のファンは、それで喜ぶだろう。「女性検査員」という弱い立場の人間に暴力を振るうというのは最低の行為である。自分よりも強い、やくざやチンピラに暴力を振るったのならば、「年老いても、血気盛んで、さすが」と褒めたくなるが。今回の事件は様相を異にする。村田兆治をモデルにした歌がある。歌っているのは、河島英五だ。中年のおっさんが、カラオケで歌う十八番の「酒と泪と男と女」を歌った歌手である。若くして亡くなったが、関西で知らない人はいない、やしきたかじん憂歌団らと並ぶ「コテコテの関西の歌手」である。河島英五は、村田兆治のために「地団駄」という歌を歌った。右肘を痛めて再起不能といわれて、復帰し200勝を達成した村田兆治の不撓不屈の精神に感動して歌詞を書き、自ら歌った。河島英五の歌は、粗削りの部分も多いが、心に沁みる良い歌が多い。やはり河島英五が、純粋な人間だったのだろう。今回の村田兆治の暴行事件は、亡くなった河島英五の想いを汚すもののように思えてならない。