孤独死予備軍ひきこもり日記

ひきこもりが、日々の雑感を綴ります。

和歌山県警 取り調べにおいて「どつき殺すぞ」「キレさすんか、ほんま、暴れるぞ」と暴言を吐く 北署では職務中に「パワハラ」で自殺する 新任の山崎洋平本部長は県議会で何の説明もせず

和歌山県警の取り調べにおいて、「どつき殺すぞ」などと暴言を吐かれて、精神的苦痛を受けた男性が、県に176万円の損害賠償を求めていた訴訟は、7日和歌山地方裁判所で和解が成立した。県が、男性に30万円の支払い、県警が違法な取り調べを認めて謝罪することとなった。2020年7月に和歌山北署の30代の男性巡査部長が、「泣かすぞ、こら」「キレさすんか、ほんま、暴れるぞ」などと暴言を繰り返し吐いた。この男性巡査部長は、和歌山簡易裁判所から、罰金20万円の略式命令を受けて、納付した。和歌山県警北署では、5月にも署長と副署長から、「パワハラ」を受けて、職務中に男性警察官が自殺をした事件が発生している。「パワハラ」を行ったのは、元北署長の湊隆弘警視と元副署長の馬倉実警視。湊隆弘は、自殺した男性警察官に「幼稚な問題が多い、他の課と交代して、皆に見てもらえればいい」と言ったり、署長室で、「お前は、皆から嘘つきと言われているぞ」など「パワハラ」を行った。男性警察官は、職務中に和歌山北署内で自殺を図り、病院に搬送されたが死亡した。署長と副署長の2人がかりで、「パワハラ」を行っていたというのは前代未聞のことである。そして、職務中に自殺をしたというのも、他の警察不祥事では前例のないことではないだろうか。湊隆弘は、たたき上げの「ノンキャリア」であるが、生活安全課や暴力団担当などの職務を歴任して、和歌山県警内でも、実力にある警察官として認知されていた。湊隆弘、馬倉実は、減給処分という甘い処分であったが、自ら依願退職した。しかし、これだけの悪業を重ねながら、退職金をもらえるという事実が判明した。自殺した男性警察官が、浮かばれることがないだろう。和歌山県警は、田舎警察でありながら、非常に悪質な組織である。これまでの不祥事を挙げれば、枚挙に暇がない。しかし、最近で印象的なのは、「紀州ドン・ファン事件」の捜査で上京中の和歌山県警捜査1課の讃岐真生が、女性を盗撮し用として、女性に気づかれてケガを負わせた事件である。讃岐真生には前科があった。過去に和歌山県橋本市で民家の風呂場をのぞこうとしたものである。「紀州ドン・ファン事件」は、須藤早貴容疑者を逮捕して、徳田太志刑事課長が、鳴り物入りで記者会見した。メデイアは、「状況証拠を積み上げた素晴らしい捜査」と大絶賛した。ところがである。いまだ、裁判すら始まっていない。今年の4月には、須藤早貴の詐欺容疑につては、不起訴となった。須藤早貴容疑者の背後関係を捜査しているのだろうが、あまりにも時間がかかり過ぎて、とても優秀な組織とは言い難い。一連の不祥事に対して、新任の山崎洋平本部長は、県議会で何の説明責任を果たしていない。最近は、警察不祥事に対して一般市民が寛容である。「警察官は、日夜国民のために、働いている。多少の違法行為を許してあげなければ」と考えているのだろう。そうした能天気な一般市民が増加したことによって、警察官の人権侵害が著しく増加している。警察組織は、正義を実行する機関ではないことに早く気づくべきではないだろうか。